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てんやわんや

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
8日。
連休+休診日で実に5連休だったぷ~~です。
すごい休めたけど、その分体はなまっており・・・。そんだけ休めば当然患者さんも増えるわけで

この地域の方は、自分で運転できないと言うこともあるのかもしれませんが、夜間や休日に症状があっても、我慢しちゃう方が多いです。夜間救急をしている病院まで車で30分くらいかかる為、家族に連れて行ってほしいと頼むのも気が引けるようです。

でも!!一昨日にムカデに刺されて手がもんのすごい腫れているおじいちゃん「ほっといたら治ると思ったけど、かゆいんや~」って・・・刺し口の所から切開して開放創にしました。
昨日から発熱して、息苦しかったと言うおばあちゃん一晩中我慢してやってきました。全肺野で吸気時にも呼気時にも喘息用の音が聞こえる・・・吸入して点滴して楽になったとおっしゃったけど、まだガンガン音してます・・・

以前も喘息発作の方が一晩中我慢され、来院されました。その時「前行ったら、『夜はあまり来ないでください』っていわれたから・・・。しんどかったけど、息子や夫起こすのもかわいそうやし、居間で一人で我慢してた」とおっしゃっていました。

確かに、中央にいて当直していた時は、21時頃は当たり前、時々朝の4時とか5時に「1週間前から風邪で~薬ください。」と、当然のように言い放つ方達はたくさんいました。そのために何時間も待ち時間ができてしまいます。医者だって、ほぼ一晩中患者さんを診て、翌日も普通に働いて、何十時間もぶっ通しで働くことになります。疲れるし、判断力も落ちてしまいます。救急外来をするメリットはなく、リスクばかりが大きくなっていく為、救急をやめる病院が続出。すると本当に救急を必要としている人が利用しにくくなってしまうのです。

本当に救急を必要としている人、それは上記の方達のように、吸入や点滴など病院でないとできない治療を必要とし、かつそれをすれば症状が改善すること、命にかかわる可能性があることです。
そのような方は、遠慮せずに救急へ行って欲しいと思います。そのための救急外来なのですから。

そのかわり、患者さんたちも「ここぞ!」というときのみの利用を願っています。


なんだか熱く語ってしまいましたが、そんな方たちを治療しながら、てんこ盛りの外来をしておりました。怠けきった体には正直きつかったです。

でも、他には悪くなった人はいなかったようでよかったよかった。


ひ~ちゃんは、いってらっしゃいのときに、相変わらず泣いておりました。でも5ヶ月のお友達のお隣で一緒に腹ばいになって、嬉しそうに頭をなでたり笑いかけたりしていたようです。・・・多分女の子なんだと思います。

夕方診療が落ち着いた時に、小さな女の子がお母さんと遊びに来ました。なんと、ひ~ちゃんと10日違いの9ヶ月ちゃんでした。ちゃんとお座りからハイハイまでできて、つかまり立ちまでして見せてくれました。すごい。
ひ~ちゃんといえば、まだずり這いです。お座りからは動けません。ぷ~~にとっては楽この上ないのですが。
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でも、1m以上ズリズリできるし、目的地までまっしぐらに進んでいくのであまり心配していません。ニコニコしながらぷ~~の所まで這ってきてくれて、手を握ってくれる姿がとても愛おしくて思わず抱っこしてほっぺにちうして嫌がられております。明日は泣かずに行ってくれるかな?
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2008.05.08 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

MRさんのお仕事

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
16日。

やっと診察に慣れてきました。

でも、未だなれないのが、MRさんとの面談。

MRさんとは、『医薬情報担当者(いやくじょうほうたんとうしゃ、英語名Medical Representative)の事で、医薬品の適正な使用に資するために、医薬関係者を訪問すること等により適正使用情報を提供し、収集することを主な業務として行う者のことを指す。』らしいです(ウィキペディアより)

簡単に言うと、新しい薬の宣伝や、現在使っている薬の副作用とかを教えてくれる人です。

研修医時代も、MRさんはいらっしゃいましたが、ほとんどじっくりお話しすることはありませんでした。医局にたくさんのMRさんが並んでいて、前を通るたびにとっても怖かったのを覚えています。

診療所に来てから、一変して、お話しする機会が増えました。比較的時間があることと、医者が一人なので、訪ねてこられると逃げられない(笑)。

「そんな時はたぬき寝入りでしゅよ。あっ、ホントに眠くなってきたぁぁ。」
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でも、薬に関してかなりの知識があるので、育休明け+慢性疾患の薬がよく分からないぷ~~にはとっても頼もしい存在です。

薬って何百種類もあって、同じ作用機序の薬も会社によって何種類もあります。

で、製薬会社さんの数だけMRさんはやって来るということです。これが、いっぺんにたくさん来ると大変疲れるのです。雑談しながら、薬の説明されて、導入が難しいものにはあいまいにお返事して。

元々人見知りが激しいぷ~~。初対面の人とは何をしゃべっていいか分からず、固まってしまいます。気の効いた事も言えないので、とっても困ってしまいます。

ほとんどのMRさんは営業ということもあり、ぷ~~は相槌を打つだけでいいのですが。

診療所は、病院と違って、医者が一人しかいないので、MRさん達も的を絞りやすいのか、説明にも力が入ります。ただ、診療所も全部は入れられないので、本当に患者さんに 必要な薬剤を厳選しないといけません。

勧めてくれるお薬全てを導入させるわけにいかないので、いつも「考えときます」って言うんだけど、こんな時どう言ったらいいんでしょう?ずばっと「今入れられません」と言ったほうがいいのか?

「この商品に社運がかかっているのです!」と悲しそうな目で言わないでぇ。一対一なので、逃げ場がない・・・。

MRの方はどんな風に言ってもらったらいいのか是非教えてもらいたいです。はっきり断られたいのか、「う~ん」って言いながら逃げてもらいたいか。

もう少し仲良くなったら直接聞いてみようかなぁ?

他のお医者さんはどうしているんだろう。

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2008.05.16 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

検診!

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
24日。

今週は保育園の検診に行ってきました。

大きな病院にいる時は、集団検診なんてしたことなかったし、健康な子を診る機会ってほとんどないんです。だから、ちゃんと診られるか緊張。

保育園では、白衣を着ずに行ってきました。白衣を見るだけで泣いてしまう子って結構いて、無駄に泣かせるのもかわいそうだし、こっちも泣かれると心臓や肺の音が聞こえにくくなってしまうので、できるだけ泣かせないように工夫します。

他にも、一番診察でされたくないこと(例えば血の検査などの痛い検査)、今回は扁桃腺を診る事は、診察の最後に行います。舌圧子を入れるとオエってなっちゃうし、それで泣いちゃう子もいるからね。

さて、準備万端でいざ、保育園に出発。

前半は3歳以上の子です。お昼寝から起きて、半分寝ぼけながらぞろぞろとやってきます。

いろんな子がいて、「こんにちは!」と大きな声で挨拶してくれる子、もじもじ恥ずかしそうな子、入った途端泣いてしまう子・・・。喉も、自分から開けてくれる子は、舌圧子を入れなくても扁桃腺がよく見える子が多いです。最も大きな口を開けて泣いている子も同じ要領で見えますが・・。

口を開けて「あー」って言うより、「えー」って言ったほうが、喉が開いてよく見えます。だから、「え~ん」って泣いてる子は本当に診やすい!

でも、大半の子は、「この人誰かのおかあさん?でも聴診器持ってるし・・。あれぇ?」みたいな不思議な顔をしたまま診察終了していました。

そう、見たことあるよね、この顔。だってここ、ひ~ちゃんの通ってる保育園だから。

ひ~ちゃんは、病児保育に行っているのでちょうどいませんでした。ぷ~~的にはよかったです。どうせ毎日見てるし、喉も今いやって言うほど泣いてるからよく見えるし、診察の必要ありませ~ん。

無事終了して思ったことは、同じ年でも体格も性格も驚くほど違うんだな~ってこと。4月生まれさんから順に診てたけど、段々小さくなるわけじゃ、もちろんない。

挨拶も「こんにちは」から「ありがとうございます」まで実にハキハキ言う子もいれば、全くない子まで様々。

ほんとに違うんだな~って改めて思いました。

でも、成長曲線から外れていようと、太っていようと、痩せていようと、元気で健康であればいいのです!!!

後は・・・アトピーの子が結構いるなって思いました。

アトピーって色々な原因があるのですが、親や、同居家族の喫煙も原因になりうるって知っていますか?

喫煙は、子供に本当に悪影響で、他にも喘息、中耳炎の原因にもなります。当然妊娠した時から影響するのです!ちなみにぷ~~家はじぃじがヘビースモーカーで、娘2人はアトピーで、ぷ~~は小児喘息としつこい中耳炎でした。姉は未だにアトピー治っていません。

だから、小さい子供ができる家庭は絶対に禁煙してもらいたい!

アトピーの子の掻きむしった跡や、喘息発作の苦しい姿を見ていたら、本当にかわいそうで、つらそうで、悲しくなります。

だから、喫煙しているあなた!自分だけじゃなく、大事な家族も傷つけていることを忘れないでもらいたいです。

あ~ちゃん・じいじが泊まった旅館で一緒に食事♪
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2008.05.24 Sat l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

コンセプトは???

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
30日。

昨日夕方、N○Kで『島の新人女医奮闘記』を放送していました。
それは、去年までゆ~くんが働いていた舳倉島に、今現在赴任している先生のお話でした。

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こっちに帰ってきて、島がやたら懐かしくて、今回も楽しみにしていました。
彼女はぷ~~の後輩で、この前遊びに行ったときもとても元気に迎えてくれました。
だからゆ~くんと二人で(ひ~ちゃんを抱っこしながら)わくわくして見ていたのですが・・・。

番組が進むにつれ、2人ともしゃべらなくなり、笑わなくなり、見終わった時には完全に沈黙でした。

結論は『番組の趣旨が全く分からない』。の一言でした。

ストーリーとしては、まずどうしてこの島に来たのか、これまでの医者としての生活を紹介。
その後、現在の診療に移るのですが、ここからが問題でした。(この先正確には覚えていないのでちょっと違うかもしれませんがご了承ください)

手に包帯を巻いた女の方が診療所にやってきました(彼女は毎日朝港で会います。)数日前から手が痛くて腫れているといいます。結局包帯を取らずに湿布薬と痛み止めを出して帰しました。
ディレクター「なんで見ないで帰したんですか?」
先生「痛くて腫れてるっていうし・・・本当はだめなんですよ。本当は。ごめんなさい。」
ここで画面が切り替わって、診療所前の道に。
そこに、先生が出てきて、悲しそうな顔で歩いてきて、カメラの前に来ると泣き出す。「自分の存在意義が分からない」と。まだ何かしゃべっていたけど、涙声なのと、ひ~ちゃんが暴れだしたので分からず。
そして彼女が向かった先はさっきの患者さんの家。今度は包帯を取ってもらって診察です。
ナレーション「○○さん(患者さん)、なんだか嬉しそう」(いつも彼女笑ってますけど)

ナレーションはこう続きます。「その後、□□さん(先生の下の名前)がよく道で島民の方とお話している姿を見るようになりました」

そして、あと半年診療を行います、みたいな話で番組終了。

スタジオでは、「□□さん、がんばっていただきたいですね」とコメントして終了。

確かに、彼女が診察をせずに治療をしたのはよくないと思います。それはぷ~~自身も気をつけねば・・・と思ったところです。きっと、彼女は毎朝港でお話しする方なので、その日も、それより前も手の痛みについて聞いていたのでしょう。

ただ、なぜ敢えてあの患者さんを放送したのか?なぜタイミングよく先生が出てきてカメラの前で泣き出し、再び患者さんの家に伺う場面を撮ることができたのか?

そして、「その後、□□さん(先生の下の名前)がよく道で島民の方とお話している姿を見るようになりました」というナレーションからは、まるで自分が言ったから先生が悔い改めた、と言わんばかりにぷ~~には受け取れました。先生は4月から、ほぼ毎日島を散歩していると思います。だって他にすることないし。

そして、番組中、「□□さん」と先生の下の名前を呼ぶのはなぜ?島の医者としてインタビューしているのに、先生どころか、下の名前で呼ぶのはすごい違和感あります。

離島で、コメディカルのいない唯一の診療所である舳倉島。医者としてのプレッシャーは計り知れないものがあります。限られた機材、資材の中で、自分ができることを模索しながら、たった一人で診察・治療・処置を行い、24時間×半年常に携帯を持ち、医者として生活することは本当にしんどい。

そして、知り合いが誰一人いない島に、家族と離れてたった一人で生活するということは、想像を絶する大変さと孤独との戦いです。何か特別な理由がなければ離島できない。あっても船が来なければ出れない。お店もない。

以前ゆ~くんが書いていたブログに「毎日鳥見ができてうらやましいです。先生は幸せものですね」と書き込まれてたことがあります。「あぁ、この人は一面しか見てくれない人なんだな」ってがっかりした覚えがあります。彼には、連日の強風で船が来ず、食料がだんだん減っていく恐怖とか、薬の在庫がなくなってすんごい困ることとか、もしこれで生命にかかわる病人が出たらどうしようってドキドキするような生活は想像できないんだろうなって思って。

その中で、しかも女医として一人働いて、生活するって大変なんだよ。

でも、そんな雰囲気微塵も感じない番組だった。

NHKは何を伝えたかったのだろう?

ついでに言わせてもらえば、医者3年目に「新人」ってタイトルどうなの?じゃあアナウンサーはいつまで新人なんだよ!!

番組を見た方いらっしゃるでしょうか?ぜひどう感じたか教えてください。もしかしたら、ぷ~~が関係者だからそう思うのかもしれないし。そんなに目くじら立てて言うことのものでもないのかも。でもぷ~~はものすごく見ていて不快でした。


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2008.05.30 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(1) l top ▲

大忙し!

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
12日。暑い日が続いています。

今週外来はてんこ盛りです。

患者さんの数は、波があって、比較的暇な週があったり、殺人的に忙しい日があったりします。

連休明けとかはもちろんなんですけど、うまくばらしても、なんでか元に戻っちゃうんだよね。

今日は12時過ぎても患者さんが切れず、へこたれそうでした。

しかも、この診療所だけに見られるある暗黙の了解 があるのです。それは・・・

                 
「10時のバスに乗せる」

「なんじゃそりゃ?!」と思うでしょ?でもこれがめちゃめちゃ重要なんですよ。

この診療所に通ってくる方はご高齢の方が多いので、ほとんどバスでやってきます。そのバスがまた本数が少ない!8時半頃に来たら次は10時、その次は12時40分までありません。

だから10時に間に合わなかったら、ご飯抜きでず~っと診療所に待っていないといけないわけです。
家に帰れば、畑仕事したり、田んぼしたりといろいろできるのに。

だからみんな10時に帰りたい。でも、でもね、どんなに頑張っても限界があるとです・・・。

診察して、薬出して(薬も朝・昼・晩と袋に分ける方がほとんどなのですが、その機械も1台しかありません(分包器と言います)普段はそれで十分なんですけどね)、会計するのにそんな早くできませんよぉ。

看護師さん2人で頑張っていますが、間違いがないようにダブルチェックしないといけないし、分包しないといけないし。

患者さんからのプレッシャーで、忙しい日はバスが行くまで戦場のようです。

診療所的にはせめて11時台にもう一台あるととても助かるのですが・・・。
そうもいかないので、毎日みんなで頑張るのです!

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2008.06.12 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

あたふた

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
17日。平和に午後を迎えてのんびりしていたぷ~~。嵐は突然やって来ました。

80代のおじぃちゃん(Bさんとしましょう)。昨日夕方に転んだらしく、痛くて動けなくてご飯も食べられないと来院されました。

奥様と2人暮しなんだけど、2人とも認知症があり、よく、奥様がBさんの分までご飯を食べてしまうらしく、よくご飯を食べ損ねているBさんです。

さて、Bさん。痛いことは分かったんだけど、なぜ、どうやって転んだか全く分からない。

医者にとって、転倒理由とどこを打ったとかは大切なことなのです。

『転倒理由』は、つまずいたならいいのですが、意識がなくなって転倒した時は、心血管系の病気が隠れている事もあるのでそっちの治療も必要となります。

『どこを打った』は、打った場所によって骨折しやすい場所も変わります。

だから、とっても大事なんだけど、Bさん何回聞いても、とんちんかんな答えばかり。痛くてトイレにも行けず、ご飯も食べられないことしか分かりませんでした(泣)。

仕方ないから診察すると、右お尻を痛がるBさん。

高齢の方で転倒した場合、怖いのは骨折。びっくりするほど簡単に骨折します。その中でも、脊椎の圧迫骨折、大腿骨頚部骨折は厄介です。寝たきりになる可能性があるからです。

お尻が痛いという事は、大腿骨頚部骨折の疑いあり。折れていたら手術です。

あわあわしながらレントゲンを撮ったけど、Bさん、痛いのかもぞもぞ動く。どんだけ頼んでも、もぞもぞ。

「Bさん、ちょっとやし、動かんとってください!」
「あい~」 

っていってる側からもぞもぞ。一応撮ったけど、全然分からん。

専門のレントゲン技師さんがいないこの診療所では、これが限界です。大きな病院なら専門の技師さんが、しっかり固定して、素敵に撮ってくれたのに。

改めてレントゲン技師さんのありがたさを痛感。研修医時代も、当直で、指示の仕方が分からない時電話でよく聞いてたっけ。で、最後には「いいがにしてください」って言っとけば望んだとおりの写真ができてきたしなぁ。すごかったんだなぁ・・・。

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なんて、遠い目をしながらレントゲンを眺めておりました。いかん、そんな妄想をしている場合ではない。

多分、折れていないと思うけど、痛みがひどいこと、動けないこともあり、完全に骨折も否定できなかったので、整形外科のある病院を紹介させていただきました。



結局、頚部骨折はなかったけど、仙骨(お尻の骨)を少し骨折していたようです。安静にするしかないんですが。手術にならなくてよかった。

でも、結構長い間痛むから、動けないんだろうなぁ。その間、奥さんとの食事争いに負けるのではないかと、とっても心配でございます。そして彼はトイレをどうするのだろう?

また、診療所の限界を感じた一日でした。

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2008.06.17 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(1) l top ▲

初対面ですが

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
19日。

木曜日は開業医さんが休みだからか、MRさんがよく訪ねてこられます。ちなみに今日は10人・・・。午後こられた患者さんより多かったです(汗)

4月からお会いしたMRさんの数の多いこと。名刺を数えたら30枚以上ありました・・・(数えるなんて暇人?)。何度も会いに来られるので、定期的に整頓しないと名刺が山のようになってしまいます。

30人いれば30人、みんな性格が違います。年齢もバラバラですし、話し方もバラバラ。

人間だから、話しにくい人、話し易い人はやっぱりいますね。MRさんも、ベテランの方から見たら、ヒヨっ子みたいなぷ~~は、実に頼りなく見えると思います。でも、ほとんどの方がとても丁寧に対応してくれます。

でも、今日はちょっとびっくりするMRさんに遭遇。

この会社の方は以前挨拶に来られましたが(1回しか会ってないので覚えてませんが)この方自身は初めてお会いする方でした。

で、入ってきて、話し出したのですが、別に自己紹介をするわけでもなく、「うちの者が前挨拶に来たと思いますが」から始まり、今度高名な先生がこの地区で講演会をされるので、是非来たらいいですよ、と続き、商品を一通り説明されて帰っていかれました。途中で「多分ね。」って言われながら。

え~っと、私達初対面ですよね?普通最初「初めまして」から始まりません?ぷ~~も、患者さんにもMRさんにも、誰でも、初対面の方には、「初めまして、4月から勤務することになりました、ぷ~~(本名)です。よろしくお願いします。」と挨拶するようにしています。特に営業なら当然なのでは?

この方、たまたまぷ~~が半そでの白衣で受付座って雑用してるときに来られたんですが、上から目線で「先生に面会お願いしたいんですが」って感じで言われたので、「じゃあ、どうぞ」って入ってもらったんだけど、びっくりした顔されました。

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まぁ、大抵びっくりされるんですけどね。半そで白衣で歩いてて、先生といわれたことは、まずない。患者さんでも、「先生なの?!」と驚かれること数回。あの、診療室の机の前に座って話してるんですけど。っていうか、先月自己紹介したやん~。忘れたのね・・・。

電話でも、最初の何回かは「診療所の、医者の、ぷ~~ですが」と言わないと通じない。電話口の、紹介先の先生に「あ、先生だったの?!」ってよく言われる。もう慣れました。

でも、これって結構いいんですよ実は。

人の中には、医者と、そうでない人でコロッと態度が変わる人結構いるんですよ。ぷ~~が医者って分かった瞬間声色が変わる人とか。笑ってごまかす人とか。

そんな人が分かるから、便利。

これは女医さんの特権ではないかな?

そんなわけで、今日は珍しくムっとしたお話でした。

でも、もしかしたら二回目会ったらいい人かも?



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2008.06.19 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

最悪な朝

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
20日。いい天気でした。

いつも、夕方すぐ帰宅する代わりに少し早めに出勤するようにしているぷ~~。

今日も1人仕事をするつもりで、机の前へ。

ん?なんか、いる・・・。


「ぎゃぁ~~~~!!!!!」

この世でぷ~~が一番嫌いな虫、毛虫が机の下に落ちてました。なんで?どうして?

ぷ~~、小さい頃から田舎に住んでいたので、ミミズとか蜘蛛とか蛇とか、大抵の虫は大丈夫なんだけど、毛虫・芋虫・ムカデだけはどうしても無理なのです。あの、上からボトッて落ちてきてうごうご動くのがどうしてもダメ!!

だから、何メートル先からでも発見し、必要以上に遠回りして通るぷ~~。車を運転していても、道を横切っているものを目ざとく見つけてしまう、というか目に入る。

そんな大嫌いなモノなのに・・・。

なんで診療所の机に下にいるんだよ!!!

結局、机にはその後近寄れず、やってきた看護士さんに頼むことに。

でも、見に行ったらもういなくて(っていうことは動いたって事?!ぎゃ~っ)、「見つけたら捕まえたるからなぁ」って笑顔で去ってく看護士さん。

待って。無理。そんないつ出てくるか分からない状況で机の下に足突っ込めないし、診療できないよ~(泣泣泣)

半泣きになりながら、恐る恐るゴミ箱とはどかしてたら、いたよ。

「ぎゃぁ~~~~~泣」もう完全に泣き顔で壁にへばりつくぷ~~。

看護士さんたちには「先生~。ひ~ちゃんに近づいていったらどうするの?昔はあたしもダメやったけど、今は全然平気になるわよぉ」と呆れ顔。

確かに大の大人が毛虫くらいで半泣きになるなよ、と自分でも思うけど、本能的に無理。ひ~ちゃんに危機が迫ったらなんとかするけど、それ以外は絶対無理だよ~。

あぁ、まだいるんじゃないかと心配で心配で仕方ない。
もう最悪だよぉ。

はぁぁぁぁぁぁぁぁ。

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2008.06.20 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

熱中症

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
6日。

能登島ロードレースが開催されました。

この大会、今年で11回目らしいのですが、年々参加人数が増え、去年は1000人を超えたそうです。

ぷ~~も参加しました。但し、医療系スタッフとして。200m以上は長距離だと思っているぷ~~が21km走るなんてありえませんから!

少しでも涼しい日を願っていたのですが、朝からいい天気。めっちゃ暑い。

そんな中、9時にまず21kmの人が出発しました。すんごい、人。

覚悟してたけど、やっぱり来ました。熱中症の人達。

みんな揃って汗だくで、フラフラしてて。

その内の1人は意識障害もあったので、点滴全開で落としながら救急車で病院搬送してもらいました。(その後、少し意識もはっきりしてきたようです。よかったよかった。)


今回は、ちょっと真面目に熱中症の話なんかをしてみようと思います。注意したいことを箇条書きでつらつらと書いてみました。

一言で熱中症といっても、熱射病や、熱疲労、熱痙攣・・・などなどいろいろな種類があります。

1.熱中症=汗をかくは間違い!
汗をかかずに、熱中症になる人もいます(簡単に言うと、汗で体温を下げるよりも暑さによって体温が上がる速度の方が早い為に起こります)。この場合、直接中枢神経がやられてしまうので、死亡率は40%に跳ね上がります。

2.熱中症は室内でも起こる!
高齢者の方に多いのですが、冷房を嫌って、窓を閉め切って扇風機だけ回している方がいるのですが、熱風をかき回しても室温は下げないので、熱中症になりやすいです。

余談ですが、高齢者の方は、トイレに行くのが大変ということで、水分をなるべく取らないようにしている方も多いですね。

3.水分は、塩分の入ったものを飲むこと!
汗で水分と一緒に塩分も出て行ってしまうので、ミネラルが入っている飲み物を飲みましょう。
お勧めは『OS-1』という飲料水で、下痢の時や嘔吐の時にも有効です。薬局で売っています。
分からなかったら、お茶でもいいです。
スポーツドリンクは糖分が多く、塩分が少ないので吸収がいまいちで、胃に残りやすいです。

4.スポーツをするときの熱中症対策
(1)前日から体調をしっかり整えること。
 寝不足や、2日酔いでマラソンなんて自殺行為です!ぷ~~の友人は、前日酒盛りして炎天下の中マラソンして、横紋筋融解症(筋肉が壊れて、腎不全や電解質異常になること)になり、生死の間をさまよいました。今は元気ですが、1ヶ月位入院していました。

(2)頑張りすぎないこと。
 学生時代運動部に入っていて、突然運動する人に多いのですが、自分の限界を超えて頑張ってしまう人がいます。完走することや、やり遂げることも大事ですが、死んだら何にもならないので、過去の栄光にすがらず、現在の体力を考えましょう。

(3)運動前に水分を取ること
 特に大事なことですが、競技前に250~500mlの水分を摂りましょう。最中には1時間に500~1000ml、または、10~15分ごとに200mlの水分補給を行いましょう。


本当は31度以上になったらマラソンは中止した方がいいと言われています。

5.万が一熱中症になったら

(1)水分を摂る
 もし吐いてしまう時は、病院で点滴してもらいましょう。他に、おしっこが出ない、体に力が入らない、赤い尿が出る時は、脱水や、横紋筋融解症の可能性があるので病院に行きましょう。

(2)体を冷やしましょう
 実は、昔から言われている脇・鼠頚部・首を冷やす、というのはあまり有効ではないと言われています。
 一番いいのは、40~45℃のぬるま湯を霧吹きでかけながら扇風機で扇ぐ事です。あんまり冷たい水を吹きかけたり、大きい扇風機で急速に冷やすと、皮膚の血管が収縮し血流が低下するので、熱交換できず、あまり意味がありません。
 また、震えが来るほど冷やすと、筋肉がまた熱を産生してしまうので注意が必要です。
 アルコールスプレーは皮膚から吸収されてしまうので禁止です。



無理をしすぎて、熱中症になって生死の境をさまよう人が毎年出ています。本当にご注意を。
必ず外出する時は水分をもってお出かけください!

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珍しくまじめなぷ~~でした。



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2008.07.07 Mon l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

専門用語?!

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
8日。毎日暑い日が続いています。

今朝、通勤途中のテレビで面白い記事を紹介していました。

簡潔に言うと、『医療従事者は、専門用語が多すぎて分からない。だから変換辞書を作りますよ』って言うことらしい。

例えば、「予後」「陰性」「せん妄」「クリティカルパス」「QOL」などなど・・・。「イレウス」とか「DIC」など病名もあった。


う~ん。確かに!って思う言葉もあるけど、これも?ってびっくりするような単語もあった。

ぷ~~の診療所は高齢の方が多く、なるべく簡単な言葉を使って説明するように心がけている。新しい病気について説明する時は、紙に書いて、それを見せながら説明するようにしている。もし、万が一忘れても、分からなくても、他の医者に聞いたり、調べたりできるから。でも、自分が普段から当たり前に使っている単語を別の言い方に換えるってすごく難しい。
時々、その言葉の意味を一生懸命説明するあまり、ものすごい回りくどい話になり、結局一番伝えたかったことが伝わったか分からなくなる事もあったり。

また、どこまでが一般常識なのか、専門用語なんだかわからない。例えば「QOL」って一時期マスコミで盛んに言われていたけど、専門用語だったのか?万人に分かる説明をするというのは不可能に近い。

極端に言えば、「心臓が悪いです」と言ったときに、心臓が分からないかもしれないでしょ?ってい言うことだよね。心臓を説明するの、結構難しいですけど。もちろん、「心臓というのは、全身に血液を送る機能を持っていて・・・」とか説明できるけど、「機能ってなんですか?」って思う人もいるって事だよね。

だから、患者さんは、分からないことがあったら、すぐ聞いて欲しい。「○○ってなんですか?」って。医者自身、難しい言葉かどうか分かってないから。
聞かれたら、「あ、説明が悪かったな」って反省するし。それで嫌な顔をするような医者はあんまりいない。もしいるならそれはいい医者ではありません。

ただ、ひとつお願いしたいことは、「自分の病気の名前を覚えてきて欲しい」事。メモでもいい。

ほとんどの患者さんが、「病名」ではなく、「医者に言われた中で印象に残っている言葉」を言うのである。

例えば「お腹にコブがあったから、心配で大きな病院行ったら、『手術できんし、ほっとくしかない』って言われた。わしゃなんの病気なんかの?癌なんかの?」と来院された方がいた。
この時は、診察と、受診した科を聞けたのと(血管の所だったらしい)、診療所でできる検査で『腹部大動脈瘤』と診断できたからなんとか説明できたけど、

「他の病院で『血が悪い』って言われたんやけど大丈夫なんけ?」って言われても・・・。お手上げです。

「他になんか先生言ってなかった?」  「う~ん。なんかいっぱい言っとたけど忘れたわ~」
・・・今度自分がなんか説明する時は紙に書こうと誓った瞬間でした。せめて検査した結果とか、飲んでる薬とか持ってきてくれ~。

結局、どんなに分かりやすく説明したとしても、覚えられないんですよ。下手に長々としゃべると印象に残らないんですよ(悲)。

でも、今回この記事を見て、「もっとちゃんと紙に書きながら説明しよう」って襟を正すことができたし、いい機会でした。

そして今日も患者さんが・・・「先生~。胸が悪いって言われたわ~。」・・・胸って。患者さんには肺も心臓も、食道も、血管も、全部胸なんだよね・・・。でもそれじゃ、全然わかんないよ~(泣)。


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最後に、読売新聞の記事を抜粋しておきます。ふと読んでて思ったけど、「患者側にも広く公開する」って書いてあるけどどうやって?全病院に置くのか?それ見る人は、インターネットとかで自分で調べそうだぞ!

「予後」や「病理」といった医師が使う専門用語について、国立国語研究所が全国の医師を対象に調査した結果、患者に意味が伝わらなかった言葉が、736語に上ることがわかった。

 同研究所は来年春をめどに、医療用語をわかりやすく言い換える例などを示した「病院の言葉の手引」(仮称)を作成する。

 日本語の調査研究をしている同研究所が、ある特定の分野の専門用語についての用語集を作るのは初めて。同研究所の杉戸清樹所長は「医師の説明を理解できず、不安を感じながら治療を受けている患者は多いことがわかった。医師と患者さんの橋渡しをしたい」と話している。

 調査は昨年11月、全国の医師約2000人に、患者に理解してもらうことが難しいと感じた言葉や、言葉が通じずに困った具体的な経験などを尋ね、364人から回答があった。

 このうち最も多くの医師が誤解された言葉として挙げたのが「予後」。一般的には、病後の経過や病気のたどる経過についての医学的な見通しを指す言葉だが、がん診療の際には「余命」の意味で使うことが多い。これは医師側の言葉遣いが日本語として適切さを欠くケースとみられる。77人の医師が「意味が通じなかった」などと回答していた。

 「合併症」も40人が「通じない」などと答えた。多くの医師は、「手術後に最大限努力しても起こってしまう可能性のある副作用の一部」などと言い換えているとしたが、「いくら説明しても『医療ミス』のことだと間違われる」といった声もあった。

 「陰性」の場合は、「『インフルエンザは陰性でした』と言うと、『やはりインフルエンザでしたか』と言われた」。本人や家族にショックを与えないよう「がん」を「悪性腫瘍(しゅよう)」と言い換えたところ、「『がんでなくてよかった』と誤解された」という回答も。
 同研究所は、言語学者や医師、看護師など約20人による「病院の言葉委員会」を設け、今年秋までに中間報告をまとめる。最終的には、医療用語50~100語を選び、公表する。患者側にも広く公開したい考えだ

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2008.07.08 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

インターシップ

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
7月29日。

今日は朝泣かずに保育園に行ってくれました。やった~!!!
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午後から金沢の高校生が見学しに来てくれました。

『インターシップ』といって、職業体験のようなものらしいです。午前中は能登総合病院で手術室を見たようです。

最初は2,3時間あるということで、スライドをたくさん作ったり、色々予定を立てていたのですが、1週間前くらいに、『1時間くらいで、実習も入れて』に変更。

・・・もっと早く言って欲しかった。

せっかく作ったスライドも7割カットです。この数週間の努力が・・・。

まあ、いいんです。高校生が医者を目指してくれるなら。

医者不足のこの時代、とくに僻地に来てくれるならこれくらい何ともありません。(ただし、今回来た高校生全員が医者を目指すわけではないようですが)

でも、人前で話をするのがなにより苦手なぷ~~。超緊張しています。

到着する一時間前からウロウロ。オロオロ。落ち着きません。

ついに高校生5人+引率の先生登場。

スライドをさくさく終わらせて、ちょっと自分の母校を宣伝して(僻地医療のエキスパートなので)、メインの血圧測定です!

普通に生活していて、あんまり血圧ってはかりませんよね?それ以前に聴診器を触ったことない人が大半だと思います。

だから、侵襲的でなく、医療っぽいことで一番ふさわしいと思ったのがこれでした。

聴診器を渡して、聞いてもらうと、「おお~」って歓声が。

もう昔過ぎて忘れちゃったけど、音がすごい大きく聞こえる事は驚きだし、感動するよね。

で、みんな腕に当ててみたりする。確かに血圧そこで測るんだけど、そのままじゃ聞こえないってば(笑)

では、早速血圧測定開始!ほんとは色々測り方の決まりがあるけど、別に今は必要ないし、触ってみるだけでも楽しいかと思って、大事なポイントのみを教えて開始~!!!

一人脈音が小さい子がいたんだけど、「聞こえなかったよ」と、それもまた盛り上がったりして。

久しぶりにキャピキャピした雰囲気を味わえました♪

あたし的には無事終わったんだけど、みんなはどうだったかな?

先生には、「とっても楽しそうでした」と、お言葉を頂いたけど・・・。

医学部の学生さんとはまた違う、医者になるのかも分からない、微妙な年齢、高校生。

どんなことを話したらいいか、正直迷ったけど、これから色々な可能性が広まっていく年齢だし、少しでも、今回の1時間が心に残ってくれるといいな~と思います。

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2008.07.29 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

長寿(後期高齢者)健診

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
9月4日。

みなさん、後期高齢者医療制度が発足したのはご存知ですか?
それに伴って、『長寿健診』なるものも、今年度からスタートしました。

ぷ~~はこれまで健診なんてほとんど関わる機会がなかったので、詳しくは分かりませんが、これまでの一律の検査項目・診察内容からは大きく異なっているようです。


一言で言うと、75歳以上の方の健康診断です。


地方自治体ごとに実施されているので、うちの診療所を管轄している市が実施しています。
だから、その地域ごとに受診表や、診察内容、支払い金額が微妙に違っている......と思います。
多分...きっと。


というのも、あまりに複雑すぎて、自分の所のを理解するだけでいっぱいいっぱいなんですよ。
市役所の方の尽力のおかげで、ずいぶん分かりやすくなっているとは思うのですが、それでも6パターンにも分かれています。

しかも、それぞれ診療内容・検査項目・請求金額・医師会への提出物・患者さんに手渡す物が、微妙に違うんですよ!

それだけでもいっぱいいっぱいなのに、さらに困難なことが・・・。

ほとんどのおばあちゃん達は質問表を書いてこない!
そんまんま封筒に入れて「これなんじゃ?」って持ってきます。
これ以上なく大きな文字で書いてあるのですが、ばあちゃんに自力で書いてもらうのは難しいかも。
ご家族に書いてもらって欲しいんだけど、一人暮らしだったりするもんだからもう・・・。

窓口で書いてあげたくても、1人に相当時間がかかります。なんせ2枚も質問表ありますから
しかも、難聴の方が多いこと


実際の流れとしては、

?質問表を完全に埋めてもらう(スタッフの人が頑張ってくれます)
?それにそって、ぷ~~が書類を書き込む(また細かいんだそれが。慌てていると、そこら中に潜むトラップにひっかかる
?その結果で、行う検査項目が決定する
?とりあえずみんな身長と体重を測る(足腰が痛む方はそれも大変)
?人によっては、尿・血・心電図を行う(移動が大変)
で、完全に終わるのに、相当時間を割かれます。

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そして、なんと言っても、うちの診療所には『魔のバス時間』がある。(6月12日参照
それこそ、火に脂状態。

診療所は、今はっきりいって訳分からない状態です。
今日も4人受けて行かれました。
とりあえず、後から書けそうな所は置き去り。
後でゆっくり書きます。

記入漏れが増えそうですが、仕方ありません。
予約制にしたくても、交通手段の少なさがそれを阻みます。
へき地医療の厳しさが、こんな所でも見え隠れしています。

医療そのものよりも、それ以外のことで頭を悩ますことが多いかもしれません。
それが、へき地医療の現実です。

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2008.09.04 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

なんでも貼る人達

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
9月11日。

稲刈りの時期でもあり、外傷が多い季節となりました。

今日、2人連続で『手を切った』と来院されました。
昨日は休診日だったので、自分で処置されたようです。
先日にも、1人火傷で来られました。

1人目。
火曜日に、火傷で来たおばちゃん。
アロエ貼ってたんだけど痛くてねぇ」
そ、そうですか・・・。

2人目。
転びそうになって、アルミサッシに掴まって、手を切ったおばぁちゃん。
十字に貼った絆創膏に、なにやら緑色のものがこんもりと挟まれている・・・。
「な、なんですかね?それ・・・」
「血が止まらなくてねぇ、血止めに効くって言うヨモギ貼って来たのよ~」

ヨモギ・・・そうですか・・・確かに昔言われていたような・・・。

そして、極め付けが、3人目。
カマで指を切ったおばあちゃん。
何やら茶色い四角いものが貼られている。
しかも、なんだかグロテスクな模様・・・。いや~な予感。

「な、なに貼ってきたですか?」
「これねぇ、マムシの皮!」

ヒッ ?(゚∇゚|||)

しかも、自作でした。
解毒作用があるとか、滋養強壮だか、いろいろ使い道があるそうです・・・。
今年捕まえた、できたてホヤホヤなんだそうです(涙)

ええ、ええ、昔から効くって言われている植物や動物ありますよね!
漢方だってありますしね!
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でも、でも、診療所に来る時は、マムシの皮は外して来てください





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2008.09.11 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

地域医療の限界

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
9月16日

今日、診療所でかなりかなり深刻な事態が発生しました。

なんと、採血担当の会社から、『9月いっぱいでこの診療所から撤退する』と、いきなり言われたのです。

今年の4月から一年契約のはずだったのですが。
どうやらうちの診療所だけではないようです。
検査が少ないだけではないと言うのですが。
多分、検査数と、中心地までの運搬費用や人件費を天秤にかけて、つりあわなかったのでしょう。

確かにそうでしょう。
会社を経営していく上で、仕方のないことなのかもしれません。

ただ、やはり、一年契約と言ったからには、一年は継続して欲しかった。
無理ならせめて一ヶ月前に連絡が欲しかった。
突然放り出された施設は、本当に困ります。
次が探せる保証はどこにもありません。(今回は、運よく?見つかりましたが、交渉段階です。)


地域医療は、救急と同じく、採算が取れないと言われています。
『医者が一人減れば、一億円の減収となる』と言われている中、地域医療の現場では、医者不足が深刻化しています。

大幅な赤字が出ているけれど、なくすわけには行きません。
なくなるわけにはいかないのです。

それが、地域医療。

経営陣にとって、本当に頭が痛いと思います。
どんなにがんばっても、がんばっても減らない赤字。
失われていく情熱。
離れていく医療者。

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いつまで現場の人間が踏ん張れば、報われるのでしょう?



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2008.09.16 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

島医者は島民が育てる

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
先日、あるテレビ番組に、離島で働くお医者さんが出ていました。

島民850名、一日平均20人の患者さんを1人で診ているようです。

その先生が言っていました。

「島医者は島民に育てられるんです」と。

ゆ~くんと二人で大きくうなずいていました。

離島で1人で医者をするって本当に大変なんです。

精神的なプレッシャーが大きいです。基本的に1人で全てを判断しないといけないし、緊急時も対応しなくてはいけません。

限られた検査機器や治療方法の中で、最善の方法を選択し、治療しなくてはいけない。

それは舳倉島で、ゆ~くんが診療していた時に感じたことです。

そして、島での自分の生活もある。でも、自分が生まれ育った場所ではないから、島民の方に生活の知恵というか、いろんなことをサポートしてもらっています。

島の方には、医者として、人間として、成長させてもらっていると思います。

DSC00065-Resized.jpg

今、ぷ~~も診療所で働いていますが、やはり限られた資材と治療法に限界を感じることもあります。
けれど、比較的楽に、紹介できる病院があると言うことは、精神的にかなり楽ですね。
陸続きっていいなぁと思う事の一つです。
でも、ご年配の方は車を運転できないので、バスで行かなければならないし、何でもかんでも紹介するわけには行きません。
そこらへんの線引きがとても難しいですね。

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2008.10.12 Sun l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

水痘の予防接種受けました

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
10月25日。

一昨日鼻水が少し出ていた。
昨日は少し咳も。
でも超元気。      ご飯も大量に食べる

で、大丈夫だろうと思い、昨日は前々から予約していた水痘の予防接種へ。
何かを察したのか、別室で待っている間、入ってくる看護婦さんを見るだけで号泣。
いつもは知らない人を見ても、固まるけど、泣いたりしないのに。

で、やっぱり診察室に入ったら号泣で、お得意のチアノーゼ泣き

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終わった後、しばらく様子を見るために別室でまた待っていたんだけど、その間ぎゅ~~って抱っこしていたら、落ち着いてくれて、次に入ってきた看護婦さんには全然泣きませんでした。
終わったって分かったんかな?

で、無事終わったんだけど、接種値段7000円。
た、高い・・・。
インフルエンザもこれからするから、2500円×2回。
今後、おたふくかぜ(6000円)も受けるし、Hibワクチン(12月発売。価格未定)も受ける予定。
さて、予防接種だけでこの冬いくらかかるのでしょう?

でも、どんなに高くても、ぷ~~は予防接種、受けられるものは全部受けます。だって予防接種受けてなくて、罹患してしまって、生死をさまよっている入院患者さんを見てきたから。

Hibワクチン(ヘモフィルス属インフルエンザb型桿菌)もその一つ。
先進国では何年も前から当たり前に打たれているけれど、日本では未承認だったワクチン。

小児科研修のときに、忘れられない子がいる。
意識混濁で運ばれてきて、腰椎穿刺(髄膜炎を疑われるときに、髄液を検査する際、腰から針を刺して行う検査。痛い。)をしてもピクリとも動かない
ずっと点滴して、ちょっとずつよくなって、でも、後遺症で難聴が出るかもしれない。

それがインフルエンザ桿菌髄膜炎。

そんなに多くないと言われていたのに、なぜか1ヶ月の間に2人診た。
本当に辛そうだった。子供も、看病する親も。
その時、Hibワクチンを知った。
日本で認可されていれば、違っていただろうか・・・?

確かに、ワクチンの副作用もある。
ワクチンを打てば、一生その病気にかからない訳ではない。
ワクチンは、万能では、ない。

でも、打っておけば、もしかかってしまっても、軽症で済むことが多い。
保育園で、たくさんの子供と接触するひ~ちゃんが、少しでもかかる病気を少なく出来るのなら、ぷ~~は現在打てるワクチンは打っておきたいと思う。

水痘もそう。
おたふくかぜもそう(特に男の子は受けましょう。大きくなってかかると精巣上体炎になることがあり、不妊の原因になることがあります)。

任意接種だから、効果が薄いわけではありません。
ぜひ、小さいお子さんがいるのなら、予防接種を受けさせてあげてください。



ちなみに、Hibワクチンは、かなり前に承認されましたが、ワクチン自体の発売が遅れに遅れて、12月頃になるんじゃないかと言われています。
ホント、早く出て欲しい!

注意:ワクチンの中には、卵アレルギーの子は接種を注意しないといけないものもあります。しかし、その反応の強弱で、打つことが出来る子もいるようです。主治医の先生とよく話し合って接種するか決めましょう。





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2008.10.25 Sat l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

因果な職業

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
10月30日。

当直明けのゆ~です。

今日は早めに仕事が終わり、愛妻と愛息の待つ家に帰ってきました。
1日ぶり(と言っても昨夕TV電話をしたんやけど)に会ったひ~ちゃんが嬉しそうに抱っこをせがみ、「しょうがないなあ~」と言いながら嬉しそうな顔をするゆ~。

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・・・そんな妄想を抱きながら今日の仕事をこなしていました。


昨夜の当直はいつも以上に忙しく、午前0時・3時・6時にそれぞれ患者さんがやって来ました。内容は詳しくは書けませんが、話を聞き、「大丈夫ですよ」と肩を叩く。

そんな不眠に近い状態で過ごした今日の仕事...はかどるハズもありません。
ですが、どこの病院を探しても、当直明けに帰られる医者はほとんどいないでしょう。
そんな職業なんです。

元気の源は人それぞれですが、今のゆ~にとっては家族です。
妄想も、ある時には大事なエネルギーに代わります。

そんな妄想を吹き飛ばすような一本の電話が。
「先生~、昨日入院されたおばあちゃん、おしっこが全く出なくてバイタル(血圧とか脈拍とか)も悪いです」

超高齢者だし、老衰状態なので積極的な治療を施すわけではありませんが、今病院を離れるわけにはいきません。おばあちゃんを看取り、お見送りをした時には、もうひ~ちゃんは布団に入るくらいの時間。
もう寝てるんやろな。

帰ってきたらぷ~~も一緒に寝てました。
昨日も今日も一人でひ~ちゃんの夕食・お風呂・遊び相手をしていたから疲れたんやろな。
と思いながら、一人寂しく晩御飯を作り、こうしてブログを書いているのでした。


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2008.10.30 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(3) l top ▲

う~~~ん

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
11月22日。

グーグルニュースを見ていたら、こんな記事を見つけました。
『首相官邸で開いた全国知事会議で、会合の中で出席した知事から「地方が抱える医師不足の問題についてどう考えるか」

という質問が出たのに対し、麻生総理大臣は、医師不足の問題に関連して「自分で病院を経営しているから言うわけではないが、はっきり言って、社会的な常識がかなり欠落している人 が多いと思われる。とにかく、ものすごく価値判断が違う。それはそれで、そういう方をどうするかという話を真剣にやらないといけない」と述べました。


また、麻生総理大臣は 「急患が多い診療科は、皆、医者は引く。だとしたら、そういう診療科だけ診療報酬を引き上げるなど、変えてみたらどうか。正直、これだけ医師不足が激しくなってくれば、責 任は医師の側にあるのではないか。ただ、目先のことをどうするかというところで、医師不足の声をしんしに受け止めなければならない」と述べました。

これについて日本医師会 の中川俊男常任理事は、定例の記者会見で「麻生総理大臣がそのような発言をするとは、とても信じられない。事実関係を確認したい」と述べました。日本医師会では、麻生総理 大臣の発言について、真意を確認したうえで今後の対応を検討することにしています。

麻生総理大臣は19日夜、総理大臣官邸で記者団に対し「おれの友達にも医者がいっぱいい るが、なんとなく話をしても、ふだん、おれとは波長が合わない人が多いと思った。まともな医者が不快な思いをしたというのであれば、それは申し訳ない」と述べました。 』

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普段、ニュースは話半分に聞いているのですが(結構真実を捻じ曲げられていることが多いから)、ちょっとこれには反応してしまいました。

別に、医者に社会的常識がない人が多いという発言はどうでもいいのです。
(これが他の職種であっても、その職種から反発が来たとは思いますが)

でも、「医師不足は医師に責任があるのでは」という発言は許しがたいのです。
地域に医者がいないのがなぜ医者に責任があるのか?
そもそも、どういう意味なのか?

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確かに地域の医者はかなり減少しています。
その中でも地域の勤務医は絶滅危惧種と言えるでしょう。
実際、ゆ~くんが勤めている病院の内科の先生が来月頭に開業されると言う事で今月中旬辺りに退職されてしまい、内科医が2人に減ってしまいました。
その影響で、先週から担当入院患者+外来患者が激増したゆ~くん。
今や、病棟の約半数の入院患者を担当する勢いです。

週に1回の当直、それとは別に週に1回の救急車拘束(自宅待機だが、何かあれば何を置いても病院に直行)、そして2日に1回の内科拘束(これは特に縛りはない)。
12月はクリスマスイブに当直をし、正月元旦は日当直、30日は救急車拘束(幸いにも31日拘束は免れた)。

「まだまだ甘いな。俺なんか・・・」と妙な自慢話を始める医者も珍しくないと思うけど。

それ以外にも、24時間365日携帯電話を手放せず(ほぼ毎日重症の患者さんがいるから)、夜中でも車を走らせ、当直明けでもあくる日は通常の外来が待っている。
いつ呼ばれるか分からないので、ゆ~くんは家で酒は飲まない。
別に公立病院だから、どれだけ多く患者さんを診ても給料は変わらない。

家族だって、全然知らない土地にやってきて一緒に生活するんだから大変だと思う。
仕事だって簡単に見つからないし、働けない配偶者もいる。
共働きしても、病時保育とかのバックアップを受けられる場所は地域には少ない。

医者だっていろんな人がいる。
それは昔だって今だって、他のどんな職業だって変わらないと思う。
でも、年々医者の数は増えている中で、地域だけ不足していくのは、医者だけに問題があるわけではないはずだ



・・・書いていたら、去年の嫌な事まで思い出してしまった・・・。


でも、頑張ってるよ。
地域医療。

患者さんが「ありがとう」って言ってくれるから、明日も頑張れる。

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2008.11.22 Sat l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

怒っています!

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
2月3日。

全然医療の話ではありませんが、ちょっと腹が立つ事があったので一言。
もうすぐ4月。
4月と言えば、人事の事がやはり気になります。
通常、3月に内示されるのですが、はっきり言って診療所や病院にとって、3月に内示など言語道断です。

なぜなら、患者さんがいるから。
患者さんにとって、医者が代わるのはとてもストレスになるものです。
最初は緊張するので、都合が悪いことがあっても我慢してしまう。
命には別状ないけど、かゆいとか、痛いとか言うのを我慢してしまう人がいます。

この診療所は基本的に一年で交代です。
なので、ここの患者さんは毎年毎年主治医が交代するという経験をされてきています。
医者が毎年サマリーを書いているとはいえ、その患者さんの全てを把握するのは不可能に近い。
だから患者さんは毎年同じ話をしないといけない事になります。

だから、交代するなら早めに、できるだけ具体的に伝えておきたいのです。
患者さんによっては2ヶ月処方の人もいるので、もし交代するとなればもう挨拶をしておかないといけないのです。
だから、今なのです。

でも全然連絡がないので、こっちから電話してみたんですよ、市ではなく、直接の人事担当している所に。
すると、ものすごいぞんざいな態度で「まあ、もう大体は決まっていると思うんですけど~。各自治体に教えるものですので~一人一人に教えてませんし~一応また○○次長に伝えておきますけどぉ~」て言われて切られました。

しょうがないから市に電話して「決まりました?」って聞いたけど案の定分からず。
分かってたら速攻教えてくれる人たちですから、やっぱりねって感じです。

で、午後になって再度電話がかかってきました。
「あ、先ほどの電話は先生本人でしたか。あの、人事につきましては・・・」と態度が一転
さっき電話で「診療所の医者の○○ですが」って言っただろ(怒)
聞いてなかったんかい!
っていうか、例え事務の人だったとしても、その態度は許されるものなのか?
人によって態度を変える人は大嫌いです!!!!!!!!!!
「ぷんぷん」
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ムカムカしていましたが、「分かり次第連絡します」と言われたので待つことに。
結局、連絡こず。
そして、翌日封筒が来た。
「聞いてみました所、『能登地区はいまだいえる段階ではない』とのことでした。つきましてはうんぬん・・・。
まだ決まってないってどういうことだ?!
病院・診療所の枠は大体決まっています。
地域に来る予定の人も決まっています。
そして、今年は誰かがリタイアしたり、妊娠したとかの話も聞いていません。
4月から全くその状態は変わっていないのに、今になっても決まっていないってどういうことでしょう?
3月になったら、どっかから生えてくるのか?

中央の人たちにとってはただの人事なのかもしれません。
でも、深刻な医師不足であるへき地にとっては、次の医者が来るのかどうかはものすごく重要なのです。
医者だけを特別扱いできない、とかよく言われるのですが、患者さんを、人を相手にしている商売だから、敢えて早めにお願いしているのです。

だって、例えばずっと機械とかのメンテナンスしてくれた人が、「僕3月でやめるんです。でも後任は全然決まってません。」って言ったら、もうこの会社と取引をやめようと思いませんか?不安じゃないですか?
信頼関係にひび入りますよ。

だから、さっさと決めてください。
1年間何やってたんだろう、この人は。
情けない。

※ちなみに、愛媛でも毎年人事発表は遅いですが、ちゃんと年一回OBと県の係が話し合っているので、みんな、なんとなく「ここかな?」って分かってるんですよ。
全く分かってないのは石川だけです。
そこ、勘違いしないように。

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2009.02.03 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

リレンザ吸入しますか?

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
2月12日。

本日朝でリレンザを吸入し終わりました。
鼻づまりと鼻水が交互に出てくる以外は大分元気になりました!

でも、午前中いっぱいお元気な患者さん(定期受診)の相手をしていると、その反動でものすごく疲れます。

診療所は休まずしていましたよ。
ある調査によると、医者がインフルエンザにかかっても、6割以上は通常に勤務しているみたいです。
と、いうか休めないんですよ、代わりいないし。
いきなり休んだら大変だし。
なので、咳反射を気合でコントロールし、どうしてもしたくなったら診療の合間に外で咳していました。

で、リレンザの話ですが・・・
現在抗インフルエンザ薬として、
1.塩酸アマンタジン
2.タミフル(リン酸オセタミビル)
3.リレンザ(ザナミビル)       が発売されています。



1.の塩酸アマンタジンは、現在のウィルスはほぼ耐性を持っているのでほとんど用いられていません。

2.のタミフルですが、2001年に発売されています。
徐々に耐性菌が増えてきていましたが、発売後7年でもう耐性菌が9割になりました。
去年は『タミフル内服による異常行動』がマスコミで話題になりました。

3.リレンザが今年は主流になってきています。
今のところ耐性菌はないようです。

『じゃあリレンザでしょ!』と思われた方たくさんいらっしゃると思います。


しかし!
みなさんリレンザってどうやって服用するか知っていますか?

吸入。
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専用の器具にシート状の薬をセットして吸うんですけど・・・・。
はっきりいって難しいです。
高熱でだるくてぼーっとした頭で、説明書読んでセットして、正しく吸って・・・ってできるかい!
って感じなんですよ。
ぷ~~は初回、セットしようとして断念、ゆ~くんに無言で渡しましたよ。
でも吸うのは自分だから、「一旦息を吐ききって、薬を思いっきり吸ってから2.3秒息を止める」を頑張りました。

それ、1回につき2回吸入するんですけどね。

あ、後朝晩ですからね。

1日ごとに吸入薬セットしないといけませんけどね。

それ、5日間続けるんですけどね。

吸入薬は正しく吸えて始めて威力を発揮するものです。

ちっちゃい子や、年配の方で、何人の方がこれを正しく吸えるでしょう?
結構高校生くらいでも難しいみたいですよ。

そんな、飲む薬ですら1日1回もギリギリですっていうご高齢の人には絶対無理。
確かに、インフルエンザは上気道感染症だから、吸入するのは薬理的に効率的かもしれないけど。

無理なものは無理。

大体抗インフルエンザ薬は、ウィルスの増殖を抑えて、1週間位しんどいのが1日ひどいのを短縮させるだけの薬なんですよ。
若くて、普段元気がある人には必要ないんですよ。

本当に必要なのは、高齢者とか乳幼児のような、抵抗力の少ない人。
肺炎とか併発してしまうことがあるから。

でも、本当に必要な人には使いづらいこの薬。どゆこと?


その点、タミフルは飲むだけです。
耐性菌が多いですけど、吸入できなそうな人で、抗インフルエンザ薬が必要な人には一縷の望みをかけて処方します。
1割は効くはずだからね。

ちなみに、抗ウィルス薬をこんなにたくさんの人が服用するのは日本だけです。

インフルエンザにもしかかったら、、家を思いっきり加湿して寝ることです。

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2009.02.12 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

ダニ

                             
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4月16日。

先日診療所に出張していた時のこと。

おばあちゃんが「2日くらい前からひざの裏と背中がかゆい」と受診されました。

座ったままの姿勢でひざの裏を見ると、なんだか白い小さい丸いものがくっついています。
「なんだこれ?いぼ?膿?」とちょっと触ってみたけどよく分からず。

次背中を見せてもらうと「ん?」なんか小さい足見たいのがあるけど・・・。

ダニじゃ~~!!!!!

大学時代、授業で聞いたことはあったけど、実際初めて見ました。

偶然にも、2日くらい前に、ゆ~くんの診療所にもダニにかまれた人が来たらしく、「ダニってね~頭からつかまないと残ることがあるからね~ピンセットで完全に殺してから根元からとらないといけないんだよ~」
と教えてもらったばかり。

そん時は「ふ~ん」ってな感じでしたが、今になってそのありがたさを知ることに。

とりあえず寝かせて、ゆ~くんの言ったとおりにピンセットでつぶす。
あぁいやな感触・・・。
でも無事根元から取ることができました。

みなさん、山に行った時は気をつけましょう。

※まれにダニにかまれたところから感染して、熱を出すことがあるので注意してください!


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2009.04.16 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

診療所へ出張

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
4月17日。

本日は出張診療所に行って来ました。
去年までは常勤の先生がいたのですが、今年は確保できず、週代わりでうちの病院やほかの診療所から出張診療にくることになりました。

仕事とはいえ、出張診療所は結構精神的にストレスがあります。
理由として?週に一回しか来ないのでシステムがよく分からない。(カルテの書き方や入っている薬の種類、紹介状の書き方、諸検査の仕方などが病院によって違うので、慣れるのに一苦労します)
?後のフォローがしにくい(熱を出していて薬を出しても、治ったのかどうかフォローできない)
?一人の慢性期の患者さんを複数の医者が診る事になるので薬の変更などが難しい(先生によって微妙な方向性の違いがあるので、例えば血圧でもこれ位までは薬を増やすのを待つ、という基準が違うので変更しづらい)
のがあげられます。

でも、医療従事者以上に患者さんがストレスを感じるんじゃないかな~?
毎回違う医師に診察されて、言うことはみんな違うし、どうしていいか分からなくなったり。
熱を出してかかっても、数日後再診してもまた説明しないといけなくなったり。

なにより慣れるのに時間がかかって、言いたいことも遠慮して言えない。
この、「ちょっとした体調の変化」が時にかなり重要だったり、生命にはかかわらないけど生活していくうえで困ることがあっても言えなくてずっと困っていたり。

去年も、患者さんが気軽に相談してくれるようになるまで何ヶ月もかかりました。
毎日同じ医者が常駐していても。

職員さんも、医者によって方針や出す薬が変わってくるので対応が大変だと思います。

でも、医者を確保するって大変なんですよ。
これまでのほほ~んと暮らしていたけど、医者になってそれが身に染みます。
どこへ行っても医者不足。
例え週代わりで医者が変わったとしても、病院を閉鎖するよりはいいという現実。
去年いた診療所も、医者を確保できなくて、あわや閉鎖?!かと思いましたがなんとか3月になって確保できました。

地域だけでなく、中央の病院だって人が少なくて、地域に回している余裕がない。

「医者が余っている」と世間で言われていても、正直、そんな潤った病院聞いたことないです。

どこにいっちゃうんだろうね?

ちなみに出張診療所は4月で終わりです。
5月から常勤の先生が来てくれる事になりました!
よかった~~~。
それまではしっかり勤めさせてもらおうと思います。






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2009.04.17 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

暑い!

                             
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5月11日。

暑いです!
ここ数日ものすごく暑いです。
昨日は関東でも30度を超えるところが出ていたとか。

本日昼は30度越え。
クーラーがつきました。

こんなに連日晴れたのを見たことがない石川県人としましては、結構この暑さと乾燥は厳しいです。
しかも昨日蚊に刺されたし。
夏になったらどうなるんだろう?

でも、まだここら辺はインフルエンザがはやっております。
新型ではありません。
季節性だと思うんだけど、この時期まではやるなんてあんまりないんだけど・・・。

そして、やはり来ました、熱中症。
ほんと、みなさん水分補給をしっかりしてください!
家の中でも熱中症になりますからね!!

夜は扇風機が欲しいけど、明け方は布団が欲しいこの季節(この地域?)
まあ、ひ~ちゃんは明け方でも汗かいてますけどね
汗取りのために下に敷いたバスタオルを通り越してシーツに地図ができております。
もうバスタオルの意味無くない?

我が家には、発熱体が2名もいるので、洗濯物が今後増えそうな予感です。

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2009.05.11 Mon l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

久しぶりの救急車同乗

                             
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5月28日。

久しぶりに救急車に同乗してきました。

歩いてこられた患者さんで、緊急に手術や治療必要な場合、病院から医師が同乗して他の大きな病院に運ぶことがあります。

今回ぷ~~が外来をしている所に来られた患者さんがまさにその対象でした。

救急車・・・・やっぱり酔いました。

元々車酔いする体質な上に、山道。
普通に座っているだけでもしんどいのに、患者さん、不安からか身の上話をしたくなったらしく、一生懸命ぷ~~に話しかけてきます。

ピーポーという音にかき消されてしまうため、聞き取るには寝ている患者さんに近づかなくてはいけません。
しかも下を向いて。

ほんの20分くらいでしたが、到着した時は正直なかりしんどい・・・。

でもお仕事なので、頑張って申し送りしてきました。
が!帰りのタクシーを待っている間かなりグロッキーでした・・・。
(救急車で他の病院へ行くと、帰りは連れて帰ってくれるわけではないので、タクシーとかで帰ってきます。白衣姿でタクシーに乗っている人がいてもびっくりしないでくださいね☆)

しばらく乗りたくないよ~(泣)


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2009.05.28 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

午後の診療がない理由

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
8月27日。

大きな病院は、たいてい午後の診療はありません。
あっても予約の患者さんのみの事がほとんどだと思います。

じゃあ午後は医者は暇なのかと言うとそういうわけではありません。
午後に入院患者さんを見て指示を出したり、書類を書いたり、検査をしているのです。
特に大腸カメラなど、前処置から検査終了まで時間の予測ができないものや、入院患者さんの検査などを午後にすることが多いのです。

という訳で午後からは基本的に診察を受け付けていないのですが、それでもやってくるということは緊急であるという事。
もしくは、開業医さんは普通に開いているのにうちに来るということは、より高度な医療(検査内容など)が必要と思ってくるか。

なので、午後来られた時は、検査の手を止めてダッシュで外来へ。
そこで「2,3日前から○○で・・・」と言われると一気に脱力するのです。
しかし、気を取り直して経過を聞き、どうして午後来たのかやんわり理由を聞き出します。

結構ここが重要で「何かが起こったために受診(例えばずっと咳はしていたけど今痰に血が混じったとか)した」のであれば、緊急であり、行う検査も変わってきます。

しかし中には「すいているから」「なんとなく思い立ったから」と言う方も。
こちらも診療する以上、しっかりと対応はしますが、やはり一言言いたくなるのです。

「もし、調子が変わらないのなら午前中に見せてください」と・・・。
そして終わった後はまた検査にダッシュで戻るのです。


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2009.08.27 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

夏休み中は・・

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
9月12日。

夏休み。
それはリフレッシュする時間。
普段の仕事を忘れ、どっぷりと家族サービスにいそしむ時間!

でも、そうは言っていられないのが医者と言う職業。
医者が夏休みでも、患者さんは入院しているし、タイミング悪く具合の悪い方もおられる。

なので24時間携帯は手放せず。


でもね、正直に言うと、電話されても対応できないの事が多いのですよ。
亡くなってしまったとしても看取りに行けるわけでもないし、急変しても診察に行けるわけでもなし。
結局「当直の先生か他の先生に連絡してください」と言うしかないのですよ。
でも、気になるから常に頭の片隅にあってその後全然楽しめないし。
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ただ、当直の先生が困らないように、必ずショートサマリーを書いてから出かけます
ショートサマリーとは、どんな経緯で入院して今どんな治療をしていて、今後どんな問題があるのか、起こりうるのかを簡単に書いたもの。
カルテを最初から読む暇はないし、どういう患者さんかが一目で分かるので、ぷ~~は書くようにしております。

その病院の方針にもよると思うのですが、担当医がすぐ来られる場所にいないとき、何か起こった場合に当直医に連絡するのか、担当医に連絡するのか分かれる所。

ぷ~~は「365日24時間医者やってたら心も体もたないよ」と言う意見なので、夏休み中は連絡してほしくない派です。
なので他の先生がいない間、その先生の主治医はぷ~~だという気持ちでおります。
それでもダメなときは相談、かな?

今の病院はこの夏休み中一回も電話がありませんでした。
帰ってからカルテを見たら何人かは急変したり何らかの処置を必要としていましたが、他2人の先生が診察対応してくださっていました。
それを見ると本当にありがたく思いました。
もちろん、報告してくれるのは看護士さんなので、他の先生に連絡してくれた看護士さんの判断もありがたかったです。

これは病院全体の方針が一つになっていないとできないこと。
1人でも「担当患者さんは必ず担当の先生がみるべし!」と思っている先生や看護士さんがいるとこれはできません。
そして医者は疲れます。
去年のゆ~くんがそうだったから(去年何回沖縄行った時電話かかってきたか・・・)

患者さんには数日間申し訳ない気持ちになるけれど・・・。

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2009.09.12 Sat l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

新型インフルエンザ 地方病院の対応

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
9月16日。

昨日日本感染症学会から『新型インフルエンザの日本におけるガイドライン』が出ました。
海外(WHOなど)との大きな違いは『基礎疾患がなくても早期に抗インフルエンザ薬を投与すること』でしょうか?

ほぼすべての医療機関で新型インフルエンザ疑いの患者さんを診断するようにと通達されているのに、こう言った資料は医者自身が独自に情報を得ていかなければならないようです。

もしかしたら大きな病院には配布されるのかもしれないけど少なくともうちの病院には来ませんでしたので、ぷ~~は研修先の病院でその存在を知り、お願いしてコピーさせてもらいました。

ぷ~~実は4月から院内感染対策委員会の委員長なぞやっておりまして。
なんも分からないあの頃「先生まだ何も委員会入ってないからこれとこれとこれ委員長ね」と4つぐらいの委員長を言い渡され、毎月委員会に参加しています。

大きな病院であれば委員長なんて相当上の先生がなるのでぷ~~クラスの医者がなることはまずないのですが、医者が少ない病院ではぷ~~でも委員長になってしかも兼任することは当たり前のようです。

でも、委員会に参加することでいろんな角度から病院のこと、医療の事を眺めることができるのでとても勉強になっています。

委員長と言っても情報を集めたり、データーを整理してくれるのは他の方達なので、ぷ~~はそれに時々意見をいっておればよいのですが。

新型インフルエンザがはやってしまったこの時期に感染対策委員長になってしまった運の悪さ。

厚生労働省から気まぐれに送られてくる超分かりにくい何十ページにもなる資料を読み(ほとんど参考にならない)、院内の感染対策もしなければいけません。
世間では、インフルエンザ患者さん自身についてのみ大きく報道されていますが、新型インフルエンザを院内で広めない対策をするのも重要な仕事のひとつ。

新型インフルエンザの方をそうと分からず大部屋に入院させてしまったら大変な事になります。
分かっていても新型インフルエンザの患者さんが入院された時、スタッフから他の患者さんにうつさないように、スタッフ自身がかからないように細心の注意が必要となります。

そのために必要になるマニュアルは自分たちで作らないといけません。
基本はあくまで基本なので、うちの病院用に合ったマニュアルが必要となるのです。
タミフルの数、検査薬の数、看護士さんなど医療スタッフの人数、部屋の数・・・とこれまで医者してきたけど正直そんなもん把握したことなかったです。

あ、マスクの数も

品薄で購入制限がかかっている為残量とスタッフの数を計算して使用しないといけません。
節約してほしいが、適宜交換しないといけないものだし・・・気分は主婦in病院

まだここいら周辺で流行していないものの、いつ流行するのか毎日びくびくしております。

ワクチンも全然情報が入らないんですよねぇ・・・。
優先順位が、接種時期が・・・と聞くのはニュースから。
正式に決まらないと発表できないんだろうけど、一体いつから誰にどうやって打つのか今の時期になっても正確に分からん。

在庫がないのならHibワクチンのときのように登録制にするんだろうか?
そしたら膨大な数の登録書を書かないといけないし、現実的とは思えないんだけど。
でも、優先順位をつけるならどこかで線引きしないといけないし、同じ疾患でも軽症重症で全然違うんだし。
それをお役所得意の『医者自身の判断にまかせる』にされたらたまらないな~。
それこそ不公平だし。
もしそうなったらワクチン打ってくれる所を見つけるまで病院をハシゴする人が出てくるだろうし。

数値だけで判断できることでもないし、全国で統一するのは無理。
でもその判断と責任を医者に押し付けるのはどうかと思う。

なのにこの大事な時期に厚生労働大臣も変わるんだけど大丈夫なのか?
・・・色んな事が不安です。

これが報道されない現場の状況でした♪





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2009.09.16 Wed l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

紹介状の書き方

                             
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10月6日。

昨日からうって変わってお仕事三昧でした。
全身(特に右半身)の筋肉痛にもだえています。
体力ないな~。

さて、医者として本日「見習わねば」と思った事をひとつ。
先日足のしびれを訴えた患者さんがおられたので、ご本人さんの希望もあり、大きな病院の整形外科に紹介しました。

そして詳細なお返事が。
こういう病態だから、こういう病気が考えられて、こんな検査が必要なので、今後こうします。と言う、整形の教科書を読んでいるような、それでいてとても分かりやすいお返事でした。

数日後、検査結果のご報告もいただいたのですが、本来の病気とは別の整形外科の疾患OPLL(後縦靱帯骨化症)が見つかったとのことでした。

OPLL・・確か学生時代の整形外科で勉強した記憶では「難病指定で、靱帯が骨化して神経を圧迫する病気」というしごく基本的なことしか思い浮かびません。

ぷ~~の浅はかな知識を知ってか知らずか、その先生のお返事には「この病気には糖尿病や高脂血症を合併することがありますので、今後注意してください」と書かれていました。

今後はこの患者さんは内科も定期的に通ってもらうので、この情報はとても大事。

よく知らない病気を調べることは医者としてあたりまえのことなんだけど、分からない科の本って難しすぎて読んでも結局よく分からなかったり、そういう実践的な情報が出ていなかったり。

なのでこう言う風に詳しく書いてきてもらえるのはとてもとてもありがたいのです。
ぷ~~も見習わなくては。


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2009.10.06 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

新型インフルエンザへの道

                             
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10月21日。

本日研修から帰ってきたら机の上に厚さ2cmくらいのインフルエンザに関する資料が。

・・・これ全部読まないといけないよね?
ちょっとめくってみただけでも閉じてしまいたくなるような文字の大きさで、再度まとめが必要なよう。

しかも基礎疾患を有する患者さんで最優先の方の接種が11月1日から始まると言われているのに具体的にどういう患者さんを対象とするかの資料が今来るの?!って感じ。

正直、数百人外来患者さんを抱えている身としては、1人ずつ判定するの超つらいんですけど。
いや、判定基準は珍しく分かりやすいんですが、項目が多岐にわたっている事や、高齢者の方が多いので・・・。
例えば「年に一回以上誤嚥性肺炎を繰り返す」とかいう項目。
相当数当てはまるんですが。
大体寝たきりの人ムセるし。ムセずに誤嚥する人もいるけど。

相当数当てはまるけど、どれだけワクチンの数が来るかわからないし、そもそもいつ発送されるのやら。
考えるだけで憂鬱なのです・・・。


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2009.10.21 Wed l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

新型インフルエンザ

                             
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10月23日。

やっとうちの病院に新型インフルエンザワクチンが届きました。
19日には配布されて全員接種されているかのように報道されていますが全然違います。
どうやら病院にもランクがあるようで、うちは後回しだったようです。

あんまりにも来ないので某所に電話してみたら「明日来なかったら来週か、11月始めになります」と、わけのわからない説明をされました。
そりゃ来なかったら来週だし、それでもダメやったら11月に入るし当たり前やろ。
そして、何の連絡もなく今日来ました。
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早速接種しましたが、こんなんで患者さんへは大丈夫なんでしょうか?
せめて患者さんへの不公平がないようにすべての医療機関同時配布でお願いします。

ちなみに、医者と看護婦さんの分しか来てません。
他に診察・治療にかかわる人がいるのに・・・。
「とりあえず配布するから中で決めてくれ」と言うことらしいです。
奪い合えというのか?

とにかく現場は大混乱です。
最優先の患者さんの判断もしないといけないし。
限られた本数で医療関係者のワクチン優先順位を決めないといけないのもしんどいです。
あ~あ。

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2009.10.23 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(1) l top ▲