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てんやわんや

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
8日。
連休+休診日で実に5連休だったぷ~~です。
すごい休めたけど、その分体はなまっており・・・。そんだけ休めば当然患者さんも増えるわけで

この地域の方は、自分で運転できないと言うこともあるのかもしれませんが、夜間や休日に症状があっても、我慢しちゃう方が多いです。夜間救急をしている病院まで車で30分くらいかかる為、家族に連れて行ってほしいと頼むのも気が引けるようです。

でも!!一昨日にムカデに刺されて手がもんのすごい腫れているおじいちゃん「ほっといたら治ると思ったけど、かゆいんや~」って・・・刺し口の所から切開して開放創にしました。
昨日から発熱して、息苦しかったと言うおばあちゃん一晩中我慢してやってきました。全肺野で吸気時にも呼気時にも喘息用の音が聞こえる・・・吸入して点滴して楽になったとおっしゃったけど、まだガンガン音してます・・・

以前も喘息発作の方が一晩中我慢され、来院されました。その時「前行ったら、『夜はあまり来ないでください』っていわれたから・・・。しんどかったけど、息子や夫起こすのもかわいそうやし、居間で一人で我慢してた」とおっしゃっていました。

確かに、中央にいて当直していた時は、21時頃は当たり前、時々朝の4時とか5時に「1週間前から風邪で~薬ください。」と、当然のように言い放つ方達はたくさんいました。そのために何時間も待ち時間ができてしまいます。医者だって、ほぼ一晩中患者さんを診て、翌日も普通に働いて、何十時間もぶっ通しで働くことになります。疲れるし、判断力も落ちてしまいます。救急外来をするメリットはなく、リスクばかりが大きくなっていく為、救急をやめる病院が続出。すると本当に救急を必要としている人が利用しにくくなってしまうのです。

本当に救急を必要としている人、それは上記の方達のように、吸入や点滴など病院でないとできない治療を必要とし、かつそれをすれば症状が改善すること、命にかかわる可能性があることです。
そのような方は、遠慮せずに救急へ行って欲しいと思います。そのための救急外来なのですから。

そのかわり、患者さんたちも「ここぞ!」というときのみの利用を願っています。


なんだか熱く語ってしまいましたが、そんな方たちを治療しながら、てんこ盛りの外来をしておりました。怠けきった体には正直きつかったです。

でも、他には悪くなった人はいなかったようでよかったよかった。


ひ~ちゃんは、いってらっしゃいのときに、相変わらず泣いておりました。でも5ヶ月のお友達のお隣で一緒に腹ばいになって、嬉しそうに頭をなでたり笑いかけたりしていたようです。・・・多分女の子なんだと思います。

夕方診療が落ち着いた時に、小さな女の子がお母さんと遊びに来ました。なんと、ひ~ちゃんと10日違いの9ヶ月ちゃんでした。ちゃんとお座りからハイハイまでできて、つかまり立ちまでして見せてくれました。すごい。
ひ~ちゃんといえば、まだずり這いです。お座りからは動けません。ぷ~~にとっては楽この上ないのですが。
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でも、1m以上ズリズリできるし、目的地までまっしぐらに進んでいくのであまり心配していません。ニコニコしながらぷ~~の所まで這ってきてくれて、手を握ってくれる姿がとても愛おしくて思わず抱っこしてほっぺにちうして嫌がられております。明日は泣かずに行ってくれるかな?
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2008.05.08 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

MRさんのお仕事

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
16日。

やっと診察に慣れてきました。

でも、未だなれないのが、MRさんとの面談。

MRさんとは、『医薬情報担当者(いやくじょうほうたんとうしゃ、英語名Medical Representative)の事で、医薬品の適正な使用に資するために、医薬関係者を訪問すること等により適正使用情報を提供し、収集することを主な業務として行う者のことを指す。』らしいです(ウィキペディアより)

簡単に言うと、新しい薬の宣伝や、現在使っている薬の副作用とかを教えてくれる人です。

研修医時代も、MRさんはいらっしゃいましたが、ほとんどじっくりお話しすることはありませんでした。医局にたくさんのMRさんが並んでいて、前を通るたびにとっても怖かったのを覚えています。

診療所に来てから、一変して、お話しする機会が増えました。比較的時間があることと、医者が一人なので、訪ねてこられると逃げられない(笑)。

「そんな時はたぬき寝入りでしゅよ。あっ、ホントに眠くなってきたぁぁ。」
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でも、薬に関してかなりの知識があるので、育休明け+慢性疾患の薬がよく分からないぷ~~にはとっても頼もしい存在です。

薬って何百種類もあって、同じ作用機序の薬も会社によって何種類もあります。

で、製薬会社さんの数だけMRさんはやって来るということです。これが、いっぺんにたくさん来ると大変疲れるのです。雑談しながら、薬の説明されて、導入が難しいものにはあいまいにお返事して。

元々人見知りが激しいぷ~~。初対面の人とは何をしゃべっていいか分からず、固まってしまいます。気の効いた事も言えないので、とっても困ってしまいます。

ほとんどのMRさんは営業ということもあり、ぷ~~は相槌を打つだけでいいのですが。

診療所は、病院と違って、医者が一人しかいないので、MRさん達も的を絞りやすいのか、説明にも力が入ります。ただ、診療所も全部は入れられないので、本当に患者さんに 必要な薬剤を厳選しないといけません。

勧めてくれるお薬全てを導入させるわけにいかないので、いつも「考えときます」って言うんだけど、こんな時どう言ったらいいんでしょう?ずばっと「今入れられません」と言ったほうがいいのか?

「この商品に社運がかかっているのです!」と悲しそうな目で言わないでぇ。一対一なので、逃げ場がない・・・。

MRの方はどんな風に言ってもらったらいいのか是非教えてもらいたいです。はっきり断られたいのか、「う~ん」って言いながら逃げてもらいたいか。

もう少し仲良くなったら直接聞いてみようかなぁ?

他のお医者さんはどうしているんだろう。

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2008.05.16 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

検診!

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
24日。

今週は保育園の検診に行ってきました。

大きな病院にいる時は、集団検診なんてしたことなかったし、健康な子を診る機会ってほとんどないんです。だから、ちゃんと診られるか緊張。

保育園では、白衣を着ずに行ってきました。白衣を見るだけで泣いてしまう子って結構いて、無駄に泣かせるのもかわいそうだし、こっちも泣かれると心臓や肺の音が聞こえにくくなってしまうので、できるだけ泣かせないように工夫します。

他にも、一番診察でされたくないこと(例えば血の検査などの痛い検査)、今回は扁桃腺を診る事は、診察の最後に行います。舌圧子を入れるとオエってなっちゃうし、それで泣いちゃう子もいるからね。

さて、準備万端でいざ、保育園に出発。

前半は3歳以上の子です。お昼寝から起きて、半分寝ぼけながらぞろぞろとやってきます。

いろんな子がいて、「こんにちは!」と大きな声で挨拶してくれる子、もじもじ恥ずかしそうな子、入った途端泣いてしまう子・・・。喉も、自分から開けてくれる子は、舌圧子を入れなくても扁桃腺がよく見える子が多いです。最も大きな口を開けて泣いている子も同じ要領で見えますが・・。

口を開けて「あー」って言うより、「えー」って言ったほうが、喉が開いてよく見えます。だから、「え~ん」って泣いてる子は本当に診やすい!

でも、大半の子は、「この人誰かのおかあさん?でも聴診器持ってるし・・。あれぇ?」みたいな不思議な顔をしたまま診察終了していました。

そう、見たことあるよね、この顔。だってここ、ひ~ちゃんの通ってる保育園だから。

ひ~ちゃんは、病児保育に行っているのでちょうどいませんでした。ぷ~~的にはよかったです。どうせ毎日見てるし、喉も今いやって言うほど泣いてるからよく見えるし、診察の必要ありませ~ん。

無事終了して思ったことは、同じ年でも体格も性格も驚くほど違うんだな~ってこと。4月生まれさんから順に診てたけど、段々小さくなるわけじゃ、もちろんない。

挨拶も「こんにちは」から「ありがとうございます」まで実にハキハキ言う子もいれば、全くない子まで様々。

ほんとに違うんだな~って改めて思いました。

でも、成長曲線から外れていようと、太っていようと、痩せていようと、元気で健康であればいいのです!!!

後は・・・アトピーの子が結構いるなって思いました。

アトピーって色々な原因があるのですが、親や、同居家族の喫煙も原因になりうるって知っていますか?

喫煙は、子供に本当に悪影響で、他にも喘息、中耳炎の原因にもなります。当然妊娠した時から影響するのです!ちなみにぷ~~家はじぃじがヘビースモーカーで、娘2人はアトピーで、ぷ~~は小児喘息としつこい中耳炎でした。姉は未だにアトピー治っていません。

だから、小さい子供ができる家庭は絶対に禁煙してもらいたい!

アトピーの子の掻きむしった跡や、喘息発作の苦しい姿を見ていたら、本当にかわいそうで、つらそうで、悲しくなります。

だから、喫煙しているあなた!自分だけじゃなく、大事な家族も傷つけていることを忘れないでもらいたいです。

あ~ちゃん・じいじが泊まった旅館で一緒に食事♪
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2008.05.24 Sat l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

コンセプトは???

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
30日。

昨日夕方、N○Kで『島の新人女医奮闘記』を放送していました。
それは、去年までゆ~くんが働いていた舳倉島に、今現在赴任している先生のお話でした。

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こっちに帰ってきて、島がやたら懐かしくて、今回も楽しみにしていました。
彼女はぷ~~の後輩で、この前遊びに行ったときもとても元気に迎えてくれました。
だからゆ~くんと二人で(ひ~ちゃんを抱っこしながら)わくわくして見ていたのですが・・・。

番組が進むにつれ、2人ともしゃべらなくなり、笑わなくなり、見終わった時には完全に沈黙でした。

結論は『番組の趣旨が全く分からない』。の一言でした。

ストーリーとしては、まずどうしてこの島に来たのか、これまでの医者としての生活を紹介。
その後、現在の診療に移るのですが、ここからが問題でした。(この先正確には覚えていないのでちょっと違うかもしれませんがご了承ください)

手に包帯を巻いた女の方が診療所にやってきました(彼女は毎日朝港で会います。)数日前から手が痛くて腫れているといいます。結局包帯を取らずに湿布薬と痛み止めを出して帰しました。
ディレクター「なんで見ないで帰したんですか?」
先生「痛くて腫れてるっていうし・・・本当はだめなんですよ。本当は。ごめんなさい。」
ここで画面が切り替わって、診療所前の道に。
そこに、先生が出てきて、悲しそうな顔で歩いてきて、カメラの前に来ると泣き出す。「自分の存在意義が分からない」と。まだ何かしゃべっていたけど、涙声なのと、ひ~ちゃんが暴れだしたので分からず。
そして彼女が向かった先はさっきの患者さんの家。今度は包帯を取ってもらって診察です。
ナレーション「○○さん(患者さん)、なんだか嬉しそう」(いつも彼女笑ってますけど)

ナレーションはこう続きます。「その後、□□さん(先生の下の名前)がよく道で島民の方とお話している姿を見るようになりました」

そして、あと半年診療を行います、みたいな話で番組終了。

スタジオでは、「□□さん、がんばっていただきたいですね」とコメントして終了。

確かに、彼女が診察をせずに治療をしたのはよくないと思います。それはぷ~~自身も気をつけねば・・・と思ったところです。きっと、彼女は毎朝港でお話しする方なので、その日も、それより前も手の痛みについて聞いていたのでしょう。

ただ、なぜ敢えてあの患者さんを放送したのか?なぜタイミングよく先生が出てきてカメラの前で泣き出し、再び患者さんの家に伺う場面を撮ることができたのか?

そして、「その後、□□さん(先生の下の名前)がよく道で島民の方とお話している姿を見るようになりました」というナレーションからは、まるで自分が言ったから先生が悔い改めた、と言わんばかりにぷ~~には受け取れました。先生は4月から、ほぼ毎日島を散歩していると思います。だって他にすることないし。

そして、番組中、「□□さん」と先生の下の名前を呼ぶのはなぜ?島の医者としてインタビューしているのに、先生どころか、下の名前で呼ぶのはすごい違和感あります。

離島で、コメディカルのいない唯一の診療所である舳倉島。医者としてのプレッシャーは計り知れないものがあります。限られた機材、資材の中で、自分ができることを模索しながら、たった一人で診察・治療・処置を行い、24時間×半年常に携帯を持ち、医者として生活することは本当にしんどい。

そして、知り合いが誰一人いない島に、家族と離れてたった一人で生活するということは、想像を絶する大変さと孤独との戦いです。何か特別な理由がなければ離島できない。あっても船が来なければ出れない。お店もない。

以前ゆ~くんが書いていたブログに「毎日鳥見ができてうらやましいです。先生は幸せものですね」と書き込まれてたことがあります。「あぁ、この人は一面しか見てくれない人なんだな」ってがっかりした覚えがあります。彼には、連日の強風で船が来ず、食料がだんだん減っていく恐怖とか、薬の在庫がなくなってすんごい困ることとか、もしこれで生命にかかわる病人が出たらどうしようってドキドキするような生活は想像できないんだろうなって思って。

その中で、しかも女医として一人働いて、生活するって大変なんだよ。

でも、そんな雰囲気微塵も感じない番組だった。

NHKは何を伝えたかったのだろう?

ついでに言わせてもらえば、医者3年目に「新人」ってタイトルどうなの?じゃあアナウンサーはいつまで新人なんだよ!!

番組を見た方いらっしゃるでしょうか?ぜひどう感じたか教えてください。もしかしたら、ぷ~~が関係者だからそう思うのかもしれないし。そんなに目くじら立てて言うことのものでもないのかも。でもぷ~~はものすごく見ていて不快でした。


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2008.05.30 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(1) l top ▲

大忙し!

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
12日。暑い日が続いています。

今週外来はてんこ盛りです。

患者さんの数は、波があって、比較的暇な週があったり、殺人的に忙しい日があったりします。

連休明けとかはもちろんなんですけど、うまくばらしても、なんでか元に戻っちゃうんだよね。

今日は12時過ぎても患者さんが切れず、へこたれそうでした。

しかも、この診療所だけに見られるある暗黙の了解 があるのです。それは・・・

                 
「10時のバスに乗せる」

「なんじゃそりゃ?!」と思うでしょ?でもこれがめちゃめちゃ重要なんですよ。

この診療所に通ってくる方はご高齢の方が多いので、ほとんどバスでやってきます。そのバスがまた本数が少ない!8時半頃に来たら次は10時、その次は12時40分までありません。

だから10時に間に合わなかったら、ご飯抜きでず~っと診療所に待っていないといけないわけです。
家に帰れば、畑仕事したり、田んぼしたりといろいろできるのに。

だからみんな10時に帰りたい。でも、でもね、どんなに頑張っても限界があるとです・・・。

診察して、薬出して(薬も朝・昼・晩と袋に分ける方がほとんどなのですが、その機械も1台しかありません(分包器と言います)普段はそれで十分なんですけどね)、会計するのにそんな早くできませんよぉ。

看護師さん2人で頑張っていますが、間違いがないようにダブルチェックしないといけないし、分包しないといけないし。

患者さんからのプレッシャーで、忙しい日はバスが行くまで戦場のようです。

診療所的にはせめて11時台にもう一台あるととても助かるのですが・・・。
そうもいかないので、毎日みんなで頑張るのです!

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2008.06.12 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

あたふた

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
17日。平和に午後を迎えてのんびりしていたぷ~~。嵐は突然やって来ました。

80代のおじぃちゃん(Bさんとしましょう)。昨日夕方に転んだらしく、痛くて動けなくてご飯も食べられないと来院されました。

奥様と2人暮しなんだけど、2人とも認知症があり、よく、奥様がBさんの分までご飯を食べてしまうらしく、よくご飯を食べ損ねているBさんです。

さて、Bさん。痛いことは分かったんだけど、なぜ、どうやって転んだか全く分からない。

医者にとって、転倒理由とどこを打ったとかは大切なことなのです。

『転倒理由』は、つまずいたならいいのですが、意識がなくなって転倒した時は、心血管系の病気が隠れている事もあるのでそっちの治療も必要となります。

『どこを打った』は、打った場所によって骨折しやすい場所も変わります。

だから、とっても大事なんだけど、Bさん何回聞いても、とんちんかんな答えばかり。痛くてトイレにも行けず、ご飯も食べられないことしか分かりませんでした(泣)。

仕方ないから診察すると、右お尻を痛がるBさん。

高齢の方で転倒した場合、怖いのは骨折。びっくりするほど簡単に骨折します。その中でも、脊椎の圧迫骨折、大腿骨頚部骨折は厄介です。寝たきりになる可能性があるからです。

お尻が痛いという事は、大腿骨頚部骨折の疑いあり。折れていたら手術です。

あわあわしながらレントゲンを撮ったけど、Bさん、痛いのかもぞもぞ動く。どんだけ頼んでも、もぞもぞ。

「Bさん、ちょっとやし、動かんとってください!」
「あい~」 

っていってる側からもぞもぞ。一応撮ったけど、全然分からん。

専門のレントゲン技師さんがいないこの診療所では、これが限界です。大きな病院なら専門の技師さんが、しっかり固定して、素敵に撮ってくれたのに。

改めてレントゲン技師さんのありがたさを痛感。研修医時代も、当直で、指示の仕方が分からない時電話でよく聞いてたっけ。で、最後には「いいがにしてください」って言っとけば望んだとおりの写真ができてきたしなぁ。すごかったんだなぁ・・・。

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なんて、遠い目をしながらレントゲンを眺めておりました。いかん、そんな妄想をしている場合ではない。

多分、折れていないと思うけど、痛みがひどいこと、動けないこともあり、完全に骨折も否定できなかったので、整形外科のある病院を紹介させていただきました。



結局、頚部骨折はなかったけど、仙骨(お尻の骨)を少し骨折していたようです。安静にするしかないんですが。手術にならなくてよかった。

でも、結構長い間痛むから、動けないんだろうなぁ。その間、奥さんとの食事争いに負けるのではないかと、とっても心配でございます。そして彼はトイレをどうするのだろう?

また、診療所の限界を感じた一日でした。

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2008.06.17 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(1) l top ▲

初対面ですが

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
19日。

木曜日は開業医さんが休みだからか、MRさんがよく訪ねてこられます。ちなみに今日は10人・・・。午後こられた患者さんより多かったです(汗)

4月からお会いしたMRさんの数の多いこと。名刺を数えたら30枚以上ありました・・・(数えるなんて暇人?)。何度も会いに来られるので、定期的に整頓しないと名刺が山のようになってしまいます。

30人いれば30人、みんな性格が違います。年齢もバラバラですし、話し方もバラバラ。

人間だから、話しにくい人、話し易い人はやっぱりいますね。MRさんも、ベテランの方から見たら、ヒヨっ子みたいなぷ~~は、実に頼りなく見えると思います。でも、ほとんどの方がとても丁寧に対応してくれます。

でも、今日はちょっとびっくりするMRさんに遭遇。

この会社の方は以前挨拶に来られましたが(1回しか会ってないので覚えてませんが)この方自身は初めてお会いする方でした。

で、入ってきて、話し出したのですが、別に自己紹介をするわけでもなく、「うちの者が前挨拶に来たと思いますが」から始まり、今度高名な先生がこの地区で講演会をされるので、是非来たらいいですよ、と続き、商品を一通り説明されて帰っていかれました。途中で「多分ね。」って言われながら。

え~っと、私達初対面ですよね?普通最初「初めまして」から始まりません?ぷ~~も、患者さんにもMRさんにも、誰でも、初対面の方には、「初めまして、4月から勤務することになりました、ぷ~~(本名)です。よろしくお願いします。」と挨拶するようにしています。特に営業なら当然なのでは?

この方、たまたまぷ~~が半そでの白衣で受付座って雑用してるときに来られたんですが、上から目線で「先生に面会お願いしたいんですが」って感じで言われたので、「じゃあ、どうぞ」って入ってもらったんだけど、びっくりした顔されました。

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まぁ、大抵びっくりされるんですけどね。半そで白衣で歩いてて、先生といわれたことは、まずない。患者さんでも、「先生なの?!」と驚かれること数回。あの、診療室の机の前に座って話してるんですけど。っていうか、先月自己紹介したやん~。忘れたのね・・・。

電話でも、最初の何回かは「診療所の、医者の、ぷ~~ですが」と言わないと通じない。電話口の、紹介先の先生に「あ、先生だったの?!」ってよく言われる。もう慣れました。

でも、これって結構いいんですよ実は。

人の中には、医者と、そうでない人でコロッと態度が変わる人結構いるんですよ。ぷ~~が医者って分かった瞬間声色が変わる人とか。笑ってごまかす人とか。

そんな人が分かるから、便利。

これは女医さんの特権ではないかな?

そんなわけで、今日は珍しくムっとしたお話でした。

でも、もしかしたら二回目会ったらいい人かも?



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2008.06.19 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

最悪な朝

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
20日。いい天気でした。

いつも、夕方すぐ帰宅する代わりに少し早めに出勤するようにしているぷ~~。

今日も1人仕事をするつもりで、机の前へ。

ん?なんか、いる・・・。


「ぎゃぁ~~~~!!!!!」

この世でぷ~~が一番嫌いな虫、毛虫が机の下に落ちてました。なんで?どうして?

ぷ~~、小さい頃から田舎に住んでいたので、ミミズとか蜘蛛とか蛇とか、大抵の虫は大丈夫なんだけど、毛虫・芋虫・ムカデだけはどうしても無理なのです。あの、上からボトッて落ちてきてうごうご動くのがどうしてもダメ!!

だから、何メートル先からでも発見し、必要以上に遠回りして通るぷ~~。車を運転していても、道を横切っているものを目ざとく見つけてしまう、というか目に入る。

そんな大嫌いなモノなのに・・・。

なんで診療所の机に下にいるんだよ!!!

結局、机にはその後近寄れず、やってきた看護士さんに頼むことに。

でも、見に行ったらもういなくて(っていうことは動いたって事?!ぎゃ~っ)、「見つけたら捕まえたるからなぁ」って笑顔で去ってく看護士さん。

待って。無理。そんないつ出てくるか分からない状況で机の下に足突っ込めないし、診療できないよ~(泣泣泣)

半泣きになりながら、恐る恐るゴミ箱とはどかしてたら、いたよ。

「ぎゃぁ~~~~~泣」もう完全に泣き顔で壁にへばりつくぷ~~。

看護士さんたちには「先生~。ひ~ちゃんに近づいていったらどうするの?昔はあたしもダメやったけど、今は全然平気になるわよぉ」と呆れ顔。

確かに大の大人が毛虫くらいで半泣きになるなよ、と自分でも思うけど、本能的に無理。ひ~ちゃんに危機が迫ったらなんとかするけど、それ以外は絶対無理だよ~。

あぁ、まだいるんじゃないかと心配で心配で仕方ない。
もう最悪だよぉ。

はぁぁぁぁぁぁぁぁ。

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2008.06.20 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

熱中症

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
6日。

能登島ロードレースが開催されました。

この大会、今年で11回目らしいのですが、年々参加人数が増え、去年は1000人を超えたそうです。

ぷ~~も参加しました。但し、医療系スタッフとして。200m以上は長距離だと思っているぷ~~が21km走るなんてありえませんから!

少しでも涼しい日を願っていたのですが、朝からいい天気。めっちゃ暑い。

そんな中、9時にまず21kmの人が出発しました。すんごい、人。

覚悟してたけど、やっぱり来ました。熱中症の人達。

みんな揃って汗だくで、フラフラしてて。

その内の1人は意識障害もあったので、点滴全開で落としながら救急車で病院搬送してもらいました。(その後、少し意識もはっきりしてきたようです。よかったよかった。)


今回は、ちょっと真面目に熱中症の話なんかをしてみようと思います。注意したいことを箇条書きでつらつらと書いてみました。

一言で熱中症といっても、熱射病や、熱疲労、熱痙攣・・・などなどいろいろな種類があります。

1.熱中症=汗をかくは間違い!
汗をかかずに、熱中症になる人もいます(簡単に言うと、汗で体温を下げるよりも暑さによって体温が上がる速度の方が早い為に起こります)。この場合、直接中枢神経がやられてしまうので、死亡率は40%に跳ね上がります。

2.熱中症は室内でも起こる!
高齢者の方に多いのですが、冷房を嫌って、窓を閉め切って扇風機だけ回している方がいるのですが、熱風をかき回しても室温は下げないので、熱中症になりやすいです。

余談ですが、高齢者の方は、トイレに行くのが大変ということで、水分をなるべく取らないようにしている方も多いですね。

3.水分は、塩分の入ったものを飲むこと!
汗で水分と一緒に塩分も出て行ってしまうので、ミネラルが入っている飲み物を飲みましょう。
お勧めは『OS-1』という飲料水で、下痢の時や嘔吐の時にも有効です。薬局で売っています。
分からなかったら、お茶でもいいです。
スポーツドリンクは糖分が多く、塩分が少ないので吸収がいまいちで、胃に残りやすいです。

4.スポーツをするときの熱中症対策
(1)前日から体調をしっかり整えること。
 寝不足や、2日酔いでマラソンなんて自殺行為です!ぷ~~の友人は、前日酒盛りして炎天下の中マラソンして、横紋筋融解症(筋肉が壊れて、腎不全や電解質異常になること)になり、生死の間をさまよいました。今は元気ですが、1ヶ月位入院していました。

(2)頑張りすぎないこと。
 学生時代運動部に入っていて、突然運動する人に多いのですが、自分の限界を超えて頑張ってしまう人がいます。完走することや、やり遂げることも大事ですが、死んだら何にもならないので、過去の栄光にすがらず、現在の体力を考えましょう。

(3)運動前に水分を取ること
 特に大事なことですが、競技前に250~500mlの水分を摂りましょう。最中には1時間に500~1000ml、または、10~15分ごとに200mlの水分補給を行いましょう。


本当は31度以上になったらマラソンは中止した方がいいと言われています。

5.万が一熱中症になったら

(1)水分を摂る
 もし吐いてしまう時は、病院で点滴してもらいましょう。他に、おしっこが出ない、体に力が入らない、赤い尿が出る時は、脱水や、横紋筋融解症の可能性があるので病院に行きましょう。

(2)体を冷やしましょう
 実は、昔から言われている脇・鼠頚部・首を冷やす、というのはあまり有効ではないと言われています。
 一番いいのは、40~45℃のぬるま湯を霧吹きでかけながら扇風機で扇ぐ事です。あんまり冷たい水を吹きかけたり、大きい扇風機で急速に冷やすと、皮膚の血管が収縮し血流が低下するので、熱交換できず、あまり意味がありません。
 また、震えが来るほど冷やすと、筋肉がまた熱を産生してしまうので注意が必要です。
 アルコールスプレーは皮膚から吸収されてしまうので禁止です。



無理をしすぎて、熱中症になって生死の境をさまよう人が毎年出ています。本当にご注意を。
必ず外出する時は水分をもってお出かけください!

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珍しくまじめなぷ~~でした。



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2008.07.07 Mon l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

専門用語?!

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
8日。毎日暑い日が続いています。

今朝、通勤途中のテレビで面白い記事を紹介していました。

簡潔に言うと、『医療従事者は、専門用語が多すぎて分からない。だから変換辞書を作りますよ』って言うことらしい。

例えば、「予後」「陰性」「せん妄」「クリティカルパス」「QOL」などなど・・・。「イレウス」とか「DIC」など病名もあった。


う~ん。確かに!って思う言葉もあるけど、これも?ってびっくりするような単語もあった。

ぷ~~の診療所は高齢の方が多く、なるべく簡単な言葉を使って説明するように心がけている。新しい病気について説明する時は、紙に書いて、それを見せながら説明するようにしている。もし、万が一忘れても、分からなくても、他の医者に聞いたり、調べたりできるから。でも、自分が普段から当たり前に使っている単語を別の言い方に換えるってすごく難しい。
時々、その言葉の意味を一生懸命説明するあまり、ものすごい回りくどい話になり、結局一番伝えたかったことが伝わったか分からなくなる事もあったり。

また、どこまでが一般常識なのか、専門用語なんだかわからない。例えば「QOL」って一時期マスコミで盛んに言われていたけど、専門用語だったのか?万人に分かる説明をするというのは不可能に近い。

極端に言えば、「心臓が悪いです」と言ったときに、心臓が分からないかもしれないでしょ?ってい言うことだよね。心臓を説明するの、結構難しいですけど。もちろん、「心臓というのは、全身に血液を送る機能を持っていて・・・」とか説明できるけど、「機能ってなんですか?」って思う人もいるって事だよね。

だから、患者さんは、分からないことがあったら、すぐ聞いて欲しい。「○○ってなんですか?」って。医者自身、難しい言葉かどうか分かってないから。
聞かれたら、「あ、説明が悪かったな」って反省するし。それで嫌な顔をするような医者はあんまりいない。もしいるならそれはいい医者ではありません。

ただ、ひとつお願いしたいことは、「自分の病気の名前を覚えてきて欲しい」事。メモでもいい。

ほとんどの患者さんが、「病名」ではなく、「医者に言われた中で印象に残っている言葉」を言うのである。

例えば「お腹にコブがあったから、心配で大きな病院行ったら、『手術できんし、ほっとくしかない』って言われた。わしゃなんの病気なんかの?癌なんかの?」と来院された方がいた。
この時は、診察と、受診した科を聞けたのと(血管の所だったらしい)、診療所でできる検査で『腹部大動脈瘤』と診断できたからなんとか説明できたけど、

「他の病院で『血が悪い』って言われたんやけど大丈夫なんけ?」って言われても・・・。お手上げです。

「他になんか先生言ってなかった?」  「う~ん。なんかいっぱい言っとたけど忘れたわ~」
・・・今度自分がなんか説明する時は紙に書こうと誓った瞬間でした。せめて検査した結果とか、飲んでる薬とか持ってきてくれ~。

結局、どんなに分かりやすく説明したとしても、覚えられないんですよ。下手に長々としゃべると印象に残らないんですよ(悲)。

でも、今回この記事を見て、「もっとちゃんと紙に書きながら説明しよう」って襟を正すことができたし、いい機会でした。

そして今日も患者さんが・・・「先生~。胸が悪いって言われたわ~。」・・・胸って。患者さんには肺も心臓も、食道も、血管も、全部胸なんだよね・・・。でもそれじゃ、全然わかんないよ~(泣)。


IMGP1939-resized.jpg


最後に、読売新聞の記事を抜粋しておきます。ふと読んでて思ったけど、「患者側にも広く公開する」って書いてあるけどどうやって?全病院に置くのか?それ見る人は、インターネットとかで自分で調べそうだぞ!

「予後」や「病理」といった医師が使う専門用語について、国立国語研究所が全国の医師を対象に調査した結果、患者に意味が伝わらなかった言葉が、736語に上ることがわかった。

 同研究所は来年春をめどに、医療用語をわかりやすく言い換える例などを示した「病院の言葉の手引」(仮称)を作成する。

 日本語の調査研究をしている同研究所が、ある特定の分野の専門用語についての用語集を作るのは初めて。同研究所の杉戸清樹所長は「医師の説明を理解できず、不安を感じながら治療を受けている患者は多いことがわかった。医師と患者さんの橋渡しをしたい」と話している。

 調査は昨年11月、全国の医師約2000人に、患者に理解してもらうことが難しいと感じた言葉や、言葉が通じずに困った具体的な経験などを尋ね、364人から回答があった。

 このうち最も多くの医師が誤解された言葉として挙げたのが「予後」。一般的には、病後の経過や病気のたどる経過についての医学的な見通しを指す言葉だが、がん診療の際には「余命」の意味で使うことが多い。これは医師側の言葉遣いが日本語として適切さを欠くケースとみられる。77人の医師が「意味が通じなかった」などと回答していた。

 「合併症」も40人が「通じない」などと答えた。多くの医師は、「手術後に最大限努力しても起こってしまう可能性のある副作用の一部」などと言い換えているとしたが、「いくら説明しても『医療ミス』のことだと間違われる」といった声もあった。

 「陰性」の場合は、「『インフルエンザは陰性でした』と言うと、『やはりインフルエンザでしたか』と言われた」。本人や家族にショックを与えないよう「がん」を「悪性腫瘍(しゅよう)」と言い換えたところ、「『がんでなくてよかった』と誤解された」という回答も。
 同研究所は、言語学者や医師、看護師など約20人による「病院の言葉委員会」を設け、今年秋までに中間報告をまとめる。最終的には、医療用語50~100語を選び、公表する。患者側にも広く公開したい考えだ

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2008.07.08 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

インターシップ

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
7月29日。

今日は朝泣かずに保育園に行ってくれました。やった~!!!
DSC00063-Resized.jpg

午後から金沢の高校生が見学しに来てくれました。

『インターシップ』といって、職業体験のようなものらしいです。午前中は能登総合病院で手術室を見たようです。

最初は2,3時間あるということで、スライドをたくさん作ったり、色々予定を立てていたのですが、1週間前くらいに、『1時間くらいで、実習も入れて』に変更。

・・・もっと早く言って欲しかった。

せっかく作ったスライドも7割カットです。この数週間の努力が・・・。

まあ、いいんです。高校生が医者を目指してくれるなら。

医者不足のこの時代、とくに僻地に来てくれるならこれくらい何ともありません。(ただし、今回来た高校生全員が医者を目指すわけではないようですが)

でも、人前で話をするのがなにより苦手なぷ~~。超緊張しています。

到着する一時間前からウロウロ。オロオロ。落ち着きません。

ついに高校生5人+引率の先生登場。

スライドをさくさく終わらせて、ちょっと自分の母校を宣伝して(僻地医療のエキスパートなので)、メインの血圧測定です!

普通に生活していて、あんまり血圧ってはかりませんよね?それ以前に聴診器を触ったことない人が大半だと思います。

だから、侵襲的でなく、医療っぽいことで一番ふさわしいと思ったのがこれでした。

聴診器を渡して、聞いてもらうと、「おお~」って歓声が。

もう昔過ぎて忘れちゃったけど、音がすごい大きく聞こえる事は驚きだし、感動するよね。

で、みんな腕に当ててみたりする。確かに血圧そこで測るんだけど、そのままじゃ聞こえないってば(笑)

では、早速血圧測定開始!ほんとは色々測り方の決まりがあるけど、別に今は必要ないし、触ってみるだけでも楽しいかと思って、大事なポイントのみを教えて開始~!!!

一人脈音が小さい子がいたんだけど、「聞こえなかったよ」と、それもまた盛り上がったりして。

久しぶりにキャピキャピした雰囲気を味わえました♪

あたし的には無事終わったんだけど、みんなはどうだったかな?

先生には、「とっても楽しそうでした」と、お言葉を頂いたけど・・・。

医学部の学生さんとはまた違う、医者になるのかも分からない、微妙な年齢、高校生。

どんなことを話したらいいか、正直迷ったけど、これから色々な可能性が広まっていく年齢だし、少しでも、今回の1時間が心に残ってくれるといいな~と思います。

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2008.07.29 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

長寿(後期高齢者)健診

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
9月4日。

みなさん、後期高齢者医療制度が発足したのはご存知ですか?
それに伴って、『長寿健診』なるものも、今年度からスタートしました。

ぷ~~はこれまで健診なんてほとんど関わる機会がなかったので、詳しくは分かりませんが、これまでの一律の検査項目・診察内容からは大きく異なっているようです。


一言で言うと、75歳以上の方の健康診断です。


地方自治体ごとに実施されているので、うちの診療所を管轄している市が実施しています。
だから、その地域ごとに受診表や、診察内容、支払い金額が微妙に違っている......と思います。
多分...きっと。


というのも、あまりに複雑すぎて、自分の所のを理解するだけでいっぱいいっぱいなんですよ。
市役所の方の尽力のおかげで、ずいぶん分かりやすくなっているとは思うのですが、それでも6パターンにも分かれています。

しかも、それぞれ診療内容・検査項目・請求金額・医師会への提出物・患者さんに手渡す物が、微妙に違うんですよ!

それだけでもいっぱいいっぱいなのに、さらに困難なことが・・・。

ほとんどのおばあちゃん達は質問表を書いてこない!
そんまんま封筒に入れて「これなんじゃ?」って持ってきます。
これ以上なく大きな文字で書いてあるのですが、ばあちゃんに自力で書いてもらうのは難しいかも。
ご家族に書いてもらって欲しいんだけど、一人暮らしだったりするもんだからもう・・・。

窓口で書いてあげたくても、1人に相当時間がかかります。なんせ2枚も質問表ありますから
しかも、難聴の方が多いこと


実際の流れとしては、

?質問表を完全に埋めてもらう(スタッフの人が頑張ってくれます)
?それにそって、ぷ~~が書類を書き込む(また細かいんだそれが。慌てていると、そこら中に潜むトラップにひっかかる
?その結果で、行う検査項目が決定する
?とりあえずみんな身長と体重を測る(足腰が痛む方はそれも大変)
?人によっては、尿・血・心電図を行う(移動が大変)
で、完全に終わるのに、相当時間を割かれます。

IMGP3081-2-resized.jpg

そして、なんと言っても、うちの診療所には『魔のバス時間』がある。(6月12日参照
それこそ、火に脂状態。

診療所は、今はっきりいって訳分からない状態です。
今日も4人受けて行かれました。
とりあえず、後から書けそうな所は置き去り。
後でゆっくり書きます。

記入漏れが増えそうですが、仕方ありません。
予約制にしたくても、交通手段の少なさがそれを阻みます。
へき地医療の厳しさが、こんな所でも見え隠れしています。

医療そのものよりも、それ以外のことで頭を悩ますことが多いかもしれません。
それが、へき地医療の現実です。

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2008.09.04 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

なんでも貼る人達

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
9月11日。

稲刈りの時期でもあり、外傷が多い季節となりました。

今日、2人連続で『手を切った』と来院されました。
昨日は休診日だったので、自分で処置されたようです。
先日にも、1人火傷で来られました。

1人目。
火曜日に、火傷で来たおばちゃん。
アロエ貼ってたんだけど痛くてねぇ」
そ、そうですか・・・。

2人目。
転びそうになって、アルミサッシに掴まって、手を切ったおばぁちゃん。
十字に貼った絆創膏に、なにやら緑色のものがこんもりと挟まれている・・・。
「な、なんですかね?それ・・・」
「血が止まらなくてねぇ、血止めに効くって言うヨモギ貼って来たのよ~」

ヨモギ・・・そうですか・・・確かに昔言われていたような・・・。

そして、極め付けが、3人目。
カマで指を切ったおばあちゃん。
何やら茶色い四角いものが貼られている。
しかも、なんだかグロテスクな模様・・・。いや~な予感。

「な、なに貼ってきたですか?」
「これねぇ、マムシの皮!」

ヒッ ?(゚∇゚|||)

しかも、自作でした。
解毒作用があるとか、滋養強壮だか、いろいろ使い道があるそうです・・・。
今年捕まえた、できたてホヤホヤなんだそうです(涙)

ええ、ええ、昔から効くって言われている植物や動物ありますよね!
漢方だってありますしね!
IMGP3308-resized.jpg


でも、でも、診療所に来る時は、マムシの皮は外して来てください





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2008.09.11 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

手指の伸筋(しんきん)

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医学の小話
この医学の小話のカテゴリでは、いろんな小ネタや疾患などについてまとめていく予定です。
基本的にゆ~が担当します。
分かりにくい表現があれば、教えて下さい。医学的に知りたいことの質問でもOKです。


先ずは↓の図を見て下さい。
P1010325-2-080901.jpg
親指以外の4本の指(第2-5指)を上に反らすと、それぞれの指の伸筋腱(しんきんけん:指を伸ばすための筋肉の腱)が浮き出てきます。指を伸ばしたままの状態でもいいのでやってみて下さい。
人によっては出難い方もいるので、身近な人を捕まえてやってもらってみて下さい。

その中で、第2指(人差し指)の腱(上の図の赤い線)に注目して、この形を覚えておいて下さい。

次に他の指を曲げたまま、第2指(人差し指)だけを伸ばしてみます。すると・・・・・・






なんと、先ほどは一直線だった人差し指の腱がカーブを描いて曲がるではありませんか。
さっきの図では、黒い線の位置にあったというのにっっっ。

P1010326-2-080901.jpg

どうしてこんなことが起こるのでしょうか。


実は、親指以外の4本の指(第2-5指)を伸ばす筋肉(伸筋:しんきん)には3つあります。
●総指伸筋 Extensor digitorum muscle そうししんきん
●示指伸筋 Extensor indicis muscle じししんきん
●小指伸筋 Extensor digiti minimi muscle しょうししんきん です。

「総指伸筋」はその名の通り第2・3・4・5指を伸ばす筋肉。
「示指伸筋」は示指(第2指:人指し指)だけを伸ばす筋肉。
「小指伸筋」は小指(第5指:こ指)だけを伸ばす筋肉です。

このように、第2・5指は独立した伸筋を持っているため、第1・3・4の指を屈曲したままでも容易に伸ばすことができます。  ⇒ よく知られている「影絵のキツネ」の形ですね。

つまり、一番上の図の赤い線は、「総指伸筋」の腱であり、2番目の図ではその下から出てきた「示指伸筋」の腱(黒い線)に押しやられて曲がってしまっているのです。


逆に、第3・4指には独立して伸ばす筋肉は存在しません。
しかも、「総指伸筋」のうち第3・4指を伸ばす筋肉は連結している部分が多いため、伸筋としての独立運動は「第3指ではかなり小さく」「第4指ではほとんど見られない」ことになります。

ピアノをしたことのある方なら体験したことがあると思いますが、第4指(薬指)が思うように上がらなくて、うらめしいと感じたことがあるでしょう。

それは練習不足でもなく個人差でもなく、人間の構造上、上がらないようにできているのです。

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2008.09.15 Mon l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医学の小話 l この記事にコメントする(0) l top ▲

地域医療の限界

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
9月16日

今日、診療所でかなりかなり深刻な事態が発生しました。

なんと、採血担当の会社から、『9月いっぱいでこの診療所から撤退する』と、いきなり言われたのです。

今年の4月から一年契約のはずだったのですが。
どうやらうちの診療所だけではないようです。
検査が少ないだけではないと言うのですが。
多分、検査数と、中心地までの運搬費用や人件費を天秤にかけて、つりあわなかったのでしょう。

確かにそうでしょう。
会社を経営していく上で、仕方のないことなのかもしれません。

ただ、やはり、一年契約と言ったからには、一年は継続して欲しかった。
無理ならせめて一ヶ月前に連絡が欲しかった。
突然放り出された施設は、本当に困ります。
次が探せる保証はどこにもありません。(今回は、運よく?見つかりましたが、交渉段階です。)


地域医療は、救急と同じく、採算が取れないと言われています。
『医者が一人減れば、一億円の減収となる』と言われている中、地域医療の現場では、医者不足が深刻化しています。

大幅な赤字が出ているけれど、なくすわけには行きません。
なくなるわけにはいかないのです。

それが、地域医療。

経営陣にとって、本当に頭が痛いと思います。
どんなにがんばっても、がんばっても減らない赤字。
失われていく情熱。
離れていく医療者。

P1010406-081001.jpg


いつまで現場の人間が踏ん張れば、報われるのでしょう?



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2008.09.16 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

島医者は島民が育てる

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
先日、あるテレビ番組に、離島で働くお医者さんが出ていました。

島民850名、一日平均20人の患者さんを1人で診ているようです。

その先生が言っていました。

「島医者は島民に育てられるんです」と。

ゆ~くんと二人で大きくうなずいていました。

離島で1人で医者をするって本当に大変なんです。

精神的なプレッシャーが大きいです。基本的に1人で全てを判断しないといけないし、緊急時も対応しなくてはいけません。

限られた検査機器や治療方法の中で、最善の方法を選択し、治療しなくてはいけない。

それは舳倉島で、ゆ~くんが診療していた時に感じたことです。

そして、島での自分の生活もある。でも、自分が生まれ育った場所ではないから、島民の方に生活の知恵というか、いろんなことをサポートしてもらっています。

島の方には、医者として、人間として、成長させてもらっていると思います。

DSC00065-Resized.jpg

今、ぷ~~も診療所で働いていますが、やはり限られた資材と治療法に限界を感じることもあります。
けれど、比較的楽に、紹介できる病院があると言うことは、精神的にかなり楽ですね。
陸続きっていいなぁと思う事の一つです。
でも、ご年配の方は車を運転できないので、バスで行かなければならないし、何でもかんでも紹介するわけには行きません。
そこらへんの線引きがとても難しいですね。

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2008.10.12 Sun l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

肩が痛い!

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医学の小話
すっかり忘れかけていましたが、このブログ、医療系にもリンクしていました。
この半年、書いた医療系の記事、一個
こりゃイカン。

ぷ~~も、一応医者だということをアピールしてみましょう(笑)

肩や肘が痛い、という症状からは、たくさんの病気が考えられます。
その中でも、「そんな病気があったの?!」と言う、あまり知られていない、でも結構外来では見る病気をご紹介しましょう。

その名も「石灰沈着性腱板炎」

詳しく言うと以下の感じです(根気のある人は読んでみましょう)

石灰-Resized


石灰沈着性腱板炎とは、腱板の周辺に石灰物が沈着し、腱板や滑液包が炎症を起こして、肩関節に痛みと運動制限が起こる病気です。

石灰沈着性腱板炎は外来で結構よく見られます。
40~50歳代の女性に多く、突然、誘因なく、激しい肩の痛みを訴えて受診されます。

患者さんは痛みのために肩と腕を全く動かせません。
検査としては、レントゲン検査にて腱板周辺に石灰物が確認できれば確定です。

治療としては、痛みを取り除くことが第一です。
痛みに対しては、非ステロイド系抗炎症剤を処方し、肩峰下滑液包内注射を試みます。
痛みが軽減すればリハビリとして温めたりします。
大体2~3週で痛みが消失します。

中には、痛みが消失しても、石灰物が残存する人もいます。
その様な症例では短期間に同様な症状が起こることがありますので要注意です。
しかし、これらの治療で改善されない人や、再発を繰り返す人では、石灰物敵出術(穿刺法、切開摘出術、関節鏡視下摘出術など)が行われることがあります。




・・・・・要するに、

1.誰にでも突然起こる
2.超痛い
3.レントゲンで骨以外の場所に石灰化(白い物体)が見える
4.痛み止めの飲み薬や注射で
5.2~3週位で治る


病気です。

実は、この疾患をぷ~~が知ったのは、研修医で整形外科を回っている時でした。
多分、大学の授業で教えられたと思うのですが、脳内スルーしていました(汗)。

でも、実際診療してみて、結構診ますね。
五十肩だと思っている人とかに、レントゲン撮ると写っていたり。
この1ヶ月でも、2人程診ました。

この診療所では、痛み止め(局所麻酔+ステロイド消炎鎮痛剤)を注射し、それでも痛い時は痛み止めを飲んでもらい、湿布を貼ってもらっています。

これで、結構すぐ痛くなくなって、腕も上がるようになったと喜ばれています。

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2008.10.13 Mon l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医学の小話 l この記事にコメントする(2) l top ▲

水痘の予防接種受けました

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
10月25日。

一昨日鼻水が少し出ていた。
昨日は少し咳も。
でも超元気。      ご飯も大量に食べる

で、大丈夫だろうと思い、昨日は前々から予約していた水痘の予防接種へ。
何かを察したのか、別室で待っている間、入ってくる看護婦さんを見るだけで号泣。
いつもは知らない人を見ても、固まるけど、泣いたりしないのに。

で、やっぱり診察室に入ったら号泣で、お得意のチアノーゼ泣き

IMGP4730-Resized.jpg

終わった後、しばらく様子を見るために別室でまた待っていたんだけど、その間ぎゅ~~って抱っこしていたら、落ち着いてくれて、次に入ってきた看護婦さんには全然泣きませんでした。
終わったって分かったんかな?

で、無事終わったんだけど、接種値段7000円。
た、高い・・・。
インフルエンザもこれからするから、2500円×2回。
今後、おたふくかぜ(6000円)も受けるし、Hibワクチン(12月発売。価格未定)も受ける予定。
さて、予防接種だけでこの冬いくらかかるのでしょう?

でも、どんなに高くても、ぷ~~は予防接種、受けられるものは全部受けます。だって予防接種受けてなくて、罹患してしまって、生死をさまよっている入院患者さんを見てきたから。

Hibワクチン(ヘモフィルス属インフルエンザb型桿菌)もその一つ。
先進国では何年も前から当たり前に打たれているけれど、日本では未承認だったワクチン。

小児科研修のときに、忘れられない子がいる。
意識混濁で運ばれてきて、腰椎穿刺(髄膜炎を疑われるときに、髄液を検査する際、腰から針を刺して行う検査。痛い。)をしてもピクリとも動かない
ずっと点滴して、ちょっとずつよくなって、でも、後遺症で難聴が出るかもしれない。

それがインフルエンザ桿菌髄膜炎。

そんなに多くないと言われていたのに、なぜか1ヶ月の間に2人診た。
本当に辛そうだった。子供も、看病する親も。
その時、Hibワクチンを知った。
日本で認可されていれば、違っていただろうか・・・?

確かに、ワクチンの副作用もある。
ワクチンを打てば、一生その病気にかからない訳ではない。
ワクチンは、万能では、ない。

でも、打っておけば、もしかかってしまっても、軽症で済むことが多い。
保育園で、たくさんの子供と接触するひ~ちゃんが、少しでもかかる病気を少なく出来るのなら、ぷ~~は現在打てるワクチンは打っておきたいと思う。

水痘もそう。
おたふくかぜもそう(特に男の子は受けましょう。大きくなってかかると精巣上体炎になることがあり、不妊の原因になることがあります)。

任意接種だから、効果が薄いわけではありません。
ぜひ、小さいお子さんがいるのなら、予防接種を受けさせてあげてください。



ちなみに、Hibワクチンは、かなり前に承認されましたが、ワクチン自体の発売が遅れに遅れて、12月頃になるんじゃないかと言われています。
ホント、早く出て欲しい!

注意:ワクチンの中には、卵アレルギーの子は接種を注意しないといけないものもあります。しかし、その反応の強弱で、打つことが出来る子もいるようです。主治医の先生とよく話し合って接種するか決めましょう。





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2008.10.25 Sat l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

因果な職業

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
10月30日。

当直明けのゆ~です。

今日は早めに仕事が終わり、愛妻と愛息の待つ家に帰ってきました。
1日ぶり(と言っても昨夕TV電話をしたんやけど)に会ったひ~ちゃんが嬉しそうに抱っこをせがみ、「しょうがないなあ~」と言いながら嬉しそうな顔をするゆ~。

IMGP4763-2Resized.jpg

・・・そんな妄想を抱きながら今日の仕事をこなしていました。


昨夜の当直はいつも以上に忙しく、午前0時・3時・6時にそれぞれ患者さんがやって来ました。内容は詳しくは書けませんが、話を聞き、「大丈夫ですよ」と肩を叩く。

そんな不眠に近い状態で過ごした今日の仕事...はかどるハズもありません。
ですが、どこの病院を探しても、当直明けに帰られる医者はほとんどいないでしょう。
そんな職業なんです。

元気の源は人それぞれですが、今のゆ~にとっては家族です。
妄想も、ある時には大事なエネルギーに代わります。

そんな妄想を吹き飛ばすような一本の電話が。
「先生~、昨日入院されたおばあちゃん、おしっこが全く出なくてバイタル(血圧とか脈拍とか)も悪いです」

超高齢者だし、老衰状態なので積極的な治療を施すわけではありませんが、今病院を離れるわけにはいきません。おばあちゃんを看取り、お見送りをした時には、もうひ~ちゃんは布団に入るくらいの時間。
もう寝てるんやろな。

帰ってきたらぷ~~も一緒に寝てました。
昨日も今日も一人でひ~ちゃんの夕食・お風呂・遊び相手をしていたから疲れたんやろな。
と思いながら、一人寂しく晩御飯を作り、こうしてブログを書いているのでした。


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2008.10.30 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(3) l top ▲

喘息

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医学の小話
みなさんは『喘息(ぜんそく):Asthma(アズマ)』と聞くと、何を思い浮かべますか?

一般的に喘息と言えば、
『気管支喘息:Bronchial Asthma』のことを指します。
この中には、アスピリンなどの非ステロイド系抗炎症薬(NSAID:エヌセイド)の服用から数分~1時間後に鼻汁過多、鼻閉、喘息発作が起こるアスピリン喘息(成人喘息患者の10-20%)や、慢性的に咳が出るだけの咳喘息(cough variant asthma; CVA)が含まれます。

気管支喘息の特徴としては、
1.喘鳴(ぜんめい)
 気道閉塞により、呼吸時に高度の乱流が生じ、共鳴などによって周囲の人が聴診器なしでも耳で聞き取れる高い連続性の音(ヒューヒューやゼーゼー)のことを言います。
 ⇒息をはく時に聞こえる喘鳴をwheeze(ウィーズ)と呼び、下気道(肺内)の狭窄で起こります。
 ⇒逆に、息を吸う時に聞こえる喘鳴をstridor(ストライダー)と呼び、こちらは上気道(気管・喉頭)の狭窄が原因です。

 外来の定期診察時に、医師が注意して聞いているのは、wheezeの有無です。
 軽症の方はwheezeのみ聴取され、重症になり上気道まで狭窄するとstridorが聴取されるのです。

2.呼吸困難
 息をはくのが難しくなります。もちろん重症になれば、吸うこともままなりません。
 ピークフローメータと言って、思いっきり息を吸った状態から、全力で息をはいた時の流量を調べる機械があるのですが、毎日モニターすることで重症度の指標となり、また重症になる前の早期治療に結びつきます。

3.咳
 夜間覚醒する喘鳴を伴った咳発作は、気管支喘息の特徴的な症状です。
 咳喘息が疑われる場合には、頚部の気管上に聴診器を置き、強制呼出をさせるとwheezeを聴取します。

4.痰
 痰がないこともありますが、多くは発症初期に粘稠な切れの悪い痰がからみます。

Asthma.jpg

気管支喘息は乳児期(1歳未満児)に発症する小児喘息と、40-50代に発症する成人喘息に分かれます。
それよりも高齢者で、ゼーゼー言いながら外来に来られる方がいますが、高齢者の場合初発の気管支喘息のことは稀で、むしろ
『心臓喘息:Cardiac Asthma』や腫瘍による気道狭窄などが原因のことがほとんどです。

心臓喘息とは...

心臓は全身から戻ってきた血液を、再び全身に送り出す役割をしています。
心筋梗塞や不整脈、高血圧などにより慢性的に心臓の収縮能が悪い(慢性心不全)のある方では、全身に血液を送る力が弱くなり、結果として肺や足に血液がたまっていきます(うっ血)。

肺にたまれば肺水腫(はいすいしゅ)、足にたまれば下腿浮腫(かたいふしゅ)と言います。
この肺に水(血液)がたまった状態では、先ほどの気管支喘息と同じような喘鳴が聞こえます。
しかし実際に診察すると、湿性ラ音と言って息を吸ったときにパリパリパリパリという音が聴診器で聞こえ、レントゲンでは心臓が大きくなり肺に水がたまっている像が確認できます。

気管支喘息と心臓喘息では治療方針が異なるため、きちんとした診断が必要です。
 気管支喘息⇒気管支拡張薬・ステロイドなど
 心臓喘息 ⇒利尿剤・強心剤など
ゼーゼー言っている=喘鳴ですが、喘鳴=気管支喘息ではないのです。

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2008.11.21 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医学の小話 l この記事にコメントする(2) l top ▲

う~~~ん

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
11月22日。

グーグルニュースを見ていたら、こんな記事を見つけました。
『首相官邸で開いた全国知事会議で、会合の中で出席した知事から「地方が抱える医師不足の問題についてどう考えるか」

という質問が出たのに対し、麻生総理大臣は、医師不足の問題に関連して「自分で病院を経営しているから言うわけではないが、はっきり言って、社会的な常識がかなり欠落している人 が多いと思われる。とにかく、ものすごく価値判断が違う。それはそれで、そういう方をどうするかという話を真剣にやらないといけない」と述べました。


また、麻生総理大臣は 「急患が多い診療科は、皆、医者は引く。だとしたら、そういう診療科だけ診療報酬を引き上げるなど、変えてみたらどうか。正直、これだけ医師不足が激しくなってくれば、責 任は医師の側にあるのではないか。ただ、目先のことをどうするかというところで、医師不足の声をしんしに受け止めなければならない」と述べました。

これについて日本医師会 の中川俊男常任理事は、定例の記者会見で「麻生総理大臣がそのような発言をするとは、とても信じられない。事実関係を確認したい」と述べました。日本医師会では、麻生総理 大臣の発言について、真意を確認したうえで今後の対応を検討することにしています。

麻生総理大臣は19日夜、総理大臣官邸で記者団に対し「おれの友達にも医者がいっぱいい るが、なんとなく話をしても、ふだん、おれとは波長が合わない人が多いと思った。まともな医者が不快な思いをしたというのであれば、それは申し訳ない」と述べました。 』

IMGP5092-Resized.jpg

普段、ニュースは話半分に聞いているのですが(結構真実を捻じ曲げられていることが多いから)、ちょっとこれには反応してしまいました。

別に、医者に社会的常識がない人が多いという発言はどうでもいいのです。
(これが他の職種であっても、その職種から反発が来たとは思いますが)

でも、「医師不足は医師に責任があるのでは」という発言は許しがたいのです。
地域に医者がいないのがなぜ医者に責任があるのか?
そもそも、どういう意味なのか?

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確かに地域の医者はかなり減少しています。
その中でも地域の勤務医は絶滅危惧種と言えるでしょう。
実際、ゆ~くんが勤めている病院の内科の先生が来月頭に開業されると言う事で今月中旬辺りに退職されてしまい、内科医が2人に減ってしまいました。
その影響で、先週から担当入院患者+外来患者が激増したゆ~くん。
今や、病棟の約半数の入院患者を担当する勢いです。

週に1回の当直、それとは別に週に1回の救急車拘束(自宅待機だが、何かあれば何を置いても病院に直行)、そして2日に1回の内科拘束(これは特に縛りはない)。
12月はクリスマスイブに当直をし、正月元旦は日当直、30日は救急車拘束(幸いにも31日拘束は免れた)。

「まだまだ甘いな。俺なんか・・・」と妙な自慢話を始める医者も珍しくないと思うけど。

それ以外にも、24時間365日携帯電話を手放せず(ほぼ毎日重症の患者さんがいるから)、夜中でも車を走らせ、当直明けでもあくる日は通常の外来が待っている。
いつ呼ばれるか分からないので、ゆ~くんは家で酒は飲まない。
別に公立病院だから、どれだけ多く患者さんを診ても給料は変わらない。

家族だって、全然知らない土地にやってきて一緒に生活するんだから大変だと思う。
仕事だって簡単に見つからないし、働けない配偶者もいる。
共働きしても、病時保育とかのバックアップを受けられる場所は地域には少ない。

医者だっていろんな人がいる。
それは昔だって今だって、他のどんな職業だって変わらないと思う。
でも、年々医者の数は増えている中で、地域だけ不足していくのは、医者だけに問題があるわけではないはずだ



・・・書いていたら、去年の嫌な事まで思い出してしまった・・・。


でも、頑張ってるよ。
地域医療。

患者さんが「ありがとう」って言ってくれるから、明日も頑張れる。

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2008.11.22 Sat l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

血液型不適合妊娠

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医学の小話
『血液型不適合妊娠』って聞いたことありますか?
Rh(-)と言われたことのある女性の方は知っておいて下さい。

本題に入る前に、血液型についてのお話を。
私達の血液は、ABO式(A・B・O・AB型)とは別に、Rh因子(アールエイチインシ)というのがあります。

例えば、「A型 Rh(+)」「O型 Rh(-)」というように表記します。

輸血する際にはこれらの型・因子などが合わなければ、輸血できません。
それは何故か?

●自己免疫反応
自分の血液型と異なる血液が侵入してくると、その血液を敵だと感じて排除しようとする自己防御反応が生じるのです。風邪のウイルスに対して、それを排除しようとして熱やら痰やらが出るのと同じです。

敵の血液(特に赤血球)を排除し破壊するために、体が作り出す仲間を抗体と呼びます。

●ABO式血液型
ABO式の場合、例えばA型の血液型の人は、A型赤血球(A抗原)を持っていて、さらにB型赤血球(B抗原)を破壊する抗体(=抗B抗体)を生まれつき持っています。逆に、B型の人は、B抗原と抗A抗体を持っています。そして、AB型の人はA抗原もB抗原も持っているため、抗体はありません。最後にO型の人は、どちらの抗原も持っておらず、抗A抗体・抗B抗体を持っています。

緊急時にO型の血液型が求められるのは、A抗原もB抗原も持っていないため、輸血される側の血液型が何であれ、その人が元々持っている抗体に攻撃されないからです。

●Rh因子
Rh因子の場合ABO式と異なり、生まれつき抗体を持っているわけではありません。
D抗原を持っているRh(+)の人も、D抗原を持っていないRh(-)の人も、D抗原に対する抗体(=抗D抗体)は持っていないのです。

じゃあ、何故Rh因子が異なっていても輸血できないのか?抗体を持っていないのに?
それは、上で最初に説明した自己免疫反応のせいです。

自分と違うものが体内に入ってきたら、それを攻撃して破壊しようとするのです。
この時にできるのが「抗D抗体」で、通常は持っているはずのない抗体なのです。

Rh(-)の人に、Rh(+)の血液を輸血すると、自己免疫反応が起こります。
逆に、Rh(+)の人にRh(-)の血液を入れても、攻撃対象の抗原がないので免疫反応は起きないんですけどね。

そして、抗体というのは一度できてしまうと、きちんと記憶され、次に入ってきたらすぐに対応できるようにしています(終生免疫)。このことがメリットであり、『血液型不適合妊娠』ではデメリットでもあるのです。

↓伸び放題になった髪の毛を切られそうになるひひ~ちゃん(1/21)
実はこの後、右側を切りすぎて、アシメになってしまいました。
IMGP6340-Resized.jpg

●血液型不適合妊娠
さて、ややこしくてゴチャゴチャしてきましたが、ここからが本題です。
赤ちゃんの血液型は、パパとママの血液型によって様々なので、ママと胎児のABO式型・Rh因子が異なることが多々あります。この時に問題となってくるのが、ママがRh(-)の場合です。

ママがRh(-)でパパがRh(+)の場合、2人の子供は90%ほどの確率でRh(+)となります。
確率は少ないですが、Rh(-)の女性がRh(-)の子を産んだ場合、何の問題もありません

次に、Rh(-)の女性がRh(+)の子を産んだ場合も、何の問題もありません

あれっ、言ってることが可笑しいぞ!と思ったあなた、話はここからです。
Rh(-)の女性がRh(+)の子を産んだ場合に問題がないのは、初回妊娠の第1子の場合です。

Rh(-)の女性が初回妊娠でRh(+)の子供を妊娠すると、この第1子の分娩時に胎盤剥離により胎児の赤血球が母親の血液中に混入してしまい、自己免疫反応が起こり母親の体内に抗D抗体が作られます。

それを知らずに第2子を妊娠すると...
ママの体内で作られてしまっている抗D抗体が胎盤を通って胎児の体の中に入ってしまいます。
第2子がRh(-)であれば抗D抗体に破壊されないのですが、大多数はRh(+)ですので、抗D抗体に破壊され、溶血性貧血(ようけつせいひんけつ:赤血球が破壊される)を起こします。そして、分娩後数時間で黄疸が出現し、胎児をこの状態のまま放置すると核黄疸を起こし脳に障害を与え、悪くすると死亡します。

恐いことを書きましたが、現在ではきちんとした予防方法があるので何の心配もいりません。

●血液型不適合妊娠による溶血性貧血の予防と治療
1.第1子(Rh(+))を妊娠出産後24~48時間後にRhガンマーグロブリン(ローブリンなど)をママに注射します。このRhガンマーグロブリンは母親の体になんの影響も与えず、母親の体内に抗D抗体が作られるのを防止する働きがあります。
 第2子以降の出産でも、このRhガンマーグロブリンを注射します。市町村によっては、全額補助されているところもあるようです。

2.仮に既にママの体内に抗D抗体が作られており、妊娠・出産後の子供に溶血反応や黄疸が起きても、Rh陰性の血液で交換輸血を行い子供の血液を入れ替える治療法で子供を救うことができます。

↓アシメどころではありませんね。
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●補足
ABO式の血液型が違っても同じことが起こるのではと思った方はなかなか鋭いですね。
専門的な話になりますが、ABO式血液型の抗A・B抗体はIgM型と言って胎盤を通過しないタイプです。
Rh因子の抗D抗体は、IgG型と言って胎盤を通過(Go!)するのです。参考までに。

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2009.01.22 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医学の小話 l この記事にコメントする(2) l top ▲

怒っています!

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
2月3日。

全然医療の話ではありませんが、ちょっと腹が立つ事があったので一言。
もうすぐ4月。
4月と言えば、人事の事がやはり気になります。
通常、3月に内示されるのですが、はっきり言って診療所や病院にとって、3月に内示など言語道断です。

なぜなら、患者さんがいるから。
患者さんにとって、医者が代わるのはとてもストレスになるものです。
最初は緊張するので、都合が悪いことがあっても我慢してしまう。
命には別状ないけど、かゆいとか、痛いとか言うのを我慢してしまう人がいます。

この診療所は基本的に一年で交代です。
なので、ここの患者さんは毎年毎年主治医が交代するという経験をされてきています。
医者が毎年サマリーを書いているとはいえ、その患者さんの全てを把握するのは不可能に近い。
だから患者さんは毎年同じ話をしないといけない事になります。

だから、交代するなら早めに、できるだけ具体的に伝えておきたいのです。
患者さんによっては2ヶ月処方の人もいるので、もし交代するとなればもう挨拶をしておかないといけないのです。
だから、今なのです。

でも全然連絡がないので、こっちから電話してみたんですよ、市ではなく、直接の人事担当している所に。
すると、ものすごいぞんざいな態度で「まあ、もう大体は決まっていると思うんですけど~。各自治体に教えるものですので~一人一人に教えてませんし~一応また○○次長に伝えておきますけどぉ~」て言われて切られました。

しょうがないから市に電話して「決まりました?」って聞いたけど案の定分からず。
分かってたら速攻教えてくれる人たちですから、やっぱりねって感じです。

で、午後になって再度電話がかかってきました。
「あ、先ほどの電話は先生本人でしたか。あの、人事につきましては・・・」と態度が一転
さっき電話で「診療所の医者の○○ですが」って言っただろ(怒)
聞いてなかったんかい!
っていうか、例え事務の人だったとしても、その態度は許されるものなのか?
人によって態度を変える人は大嫌いです!!!!!!!!!!
「ぷんぷん」
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ムカムカしていましたが、「分かり次第連絡します」と言われたので待つことに。
結局、連絡こず。
そして、翌日封筒が来た。
「聞いてみました所、『能登地区はいまだいえる段階ではない』とのことでした。つきましてはうんぬん・・・。
まだ決まってないってどういうことだ?!
病院・診療所の枠は大体決まっています。
地域に来る予定の人も決まっています。
そして、今年は誰かがリタイアしたり、妊娠したとかの話も聞いていません。
4月から全くその状態は変わっていないのに、今になっても決まっていないってどういうことでしょう?
3月になったら、どっかから生えてくるのか?

中央の人たちにとってはただの人事なのかもしれません。
でも、深刻な医師不足であるへき地にとっては、次の医者が来るのかどうかはものすごく重要なのです。
医者だけを特別扱いできない、とかよく言われるのですが、患者さんを、人を相手にしている商売だから、敢えて早めにお願いしているのです。

だって、例えばずっと機械とかのメンテナンスしてくれた人が、「僕3月でやめるんです。でも後任は全然決まってません。」って言ったら、もうこの会社と取引をやめようと思いませんか?不安じゃないですか?
信頼関係にひび入りますよ。

だから、さっさと決めてください。
1年間何やってたんだろう、この人は。
情けない。

※ちなみに、愛媛でも毎年人事発表は遅いですが、ちゃんと年一回OBと県の係が話し合っているので、みんな、なんとなく「ここかな?」って分かってるんですよ。
全く分かってないのは石川だけです。
そこ、勘違いしないように。

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2009.02.03 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

リレンザ吸入しますか?

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
2月12日。

本日朝でリレンザを吸入し終わりました。
鼻づまりと鼻水が交互に出てくる以外は大分元気になりました!

でも、午前中いっぱいお元気な患者さん(定期受診)の相手をしていると、その反動でものすごく疲れます。

診療所は休まずしていましたよ。
ある調査によると、医者がインフルエンザにかかっても、6割以上は通常に勤務しているみたいです。
と、いうか休めないんですよ、代わりいないし。
いきなり休んだら大変だし。
なので、咳反射を気合でコントロールし、どうしてもしたくなったら診療の合間に外で咳していました。

で、リレンザの話ですが・・・
現在抗インフルエンザ薬として、
1.塩酸アマンタジン
2.タミフル(リン酸オセタミビル)
3.リレンザ(ザナミビル)       が発売されています。



1.の塩酸アマンタジンは、現在のウィルスはほぼ耐性を持っているのでほとんど用いられていません。

2.のタミフルですが、2001年に発売されています。
徐々に耐性菌が増えてきていましたが、発売後7年でもう耐性菌が9割になりました。
去年は『タミフル内服による異常行動』がマスコミで話題になりました。

3.リレンザが今年は主流になってきています。
今のところ耐性菌はないようです。

『じゃあリレンザでしょ!』と思われた方たくさんいらっしゃると思います。


しかし!
みなさんリレンザってどうやって服用するか知っていますか?

吸入。
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専用の器具にシート状の薬をセットして吸うんですけど・・・・。
はっきりいって難しいです。
高熱でだるくてぼーっとした頭で、説明書読んでセットして、正しく吸って・・・ってできるかい!
って感じなんですよ。
ぷ~~は初回、セットしようとして断念、ゆ~くんに無言で渡しましたよ。
でも吸うのは自分だから、「一旦息を吐ききって、薬を思いっきり吸ってから2.3秒息を止める」を頑張りました。

それ、1回につき2回吸入するんですけどね。

あ、後朝晩ですからね。

1日ごとに吸入薬セットしないといけませんけどね。

それ、5日間続けるんですけどね。

吸入薬は正しく吸えて始めて威力を発揮するものです。

ちっちゃい子や、年配の方で、何人の方がこれを正しく吸えるでしょう?
結構高校生くらいでも難しいみたいですよ。

そんな、飲む薬ですら1日1回もギリギリですっていうご高齢の人には絶対無理。
確かに、インフルエンザは上気道感染症だから、吸入するのは薬理的に効率的かもしれないけど。

無理なものは無理。

大体抗インフルエンザ薬は、ウィルスの増殖を抑えて、1週間位しんどいのが1日ひどいのを短縮させるだけの薬なんですよ。
若くて、普段元気がある人には必要ないんですよ。

本当に必要なのは、高齢者とか乳幼児のような、抵抗力の少ない人。
肺炎とか併発してしまうことがあるから。

でも、本当に必要な人には使いづらいこの薬。どゆこと?


その点、タミフルは飲むだけです。
耐性菌が多いですけど、吸入できなそうな人で、抗インフルエンザ薬が必要な人には一縷の望みをかけて処方します。
1割は効くはずだからね。

ちなみに、抗ウィルス薬をこんなにたくさんの人が服用するのは日本だけです。

インフルエンザにもしかかったら、、家を思いっきり加湿して寝ることです。

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2009.02.12 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(2) l top ▲

始めに

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 女医の妊娠・育児生活
最近、「もうすぐ結婚したいんですけど・・・」と後輩が教えてくれた。
大変、めでたいと思う。

しかし、結婚・育児に不安があるようだ。
その気持ち、よく分かる。

ぷ~~達の大学は6年間授業料が免除される代わりに、9年間の義務年限が課されている。
その9年の半分以上をへき地で勤務するのだ。

女医さんは、たくさんいる(最近本当に増えてきて、29歳以下では35.8%にのぼるらしい)。
子育てしている女医さんも結構いる。へき地医療に携わっている医者もまあまあいる。

でも、「へき地で医者して結婚して子育てしている」女医はどれだけいるのだろうか?
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確かにうちの大学でも近年女性が増えてきた。
卒業生のための女性医師メーリングリストもある。

が、情報が少なすぎる。
ぷ~~が昨年、突然復帰することが決まった時、ネットで検索してみたがそんな情報は皆無であった。(ヒットしなかっただけかもしれないが)

医者として大丈夫なのか?育児と両立できるんだろうか?病気になったらどうしたらいいのか?預けられるんだろうか?保育園探さないと。まだ授乳中だけどどうしたらいいの?・・・・・・・・・・
ものすごく心配であった。

しかも、その時は離島生活。
息子を連れて本土に出ることも大変だったし、ましてやその状況で新居を探したり保育園を吟味したりするバイタリティもなかったし、いかんせん時間もなかった(遅い人事発表のせいで)。

結局、「やってみたら何とかなった」のだが、その過程では色々な問題や心の葛藤があった。
だから、自分の思い出を記録すると共に、少しでも後輩の不安を取り除くことができたり、参考になればいいと思って徒然なるままに綴っていこうと思う。(不定期に)


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2009.03.15 Sun l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 女医の妊娠・育児生活 l この記事にコメントする(2) l top ▲

医者と結婚するということ

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 女医の妊娠・育児生活
女医の結婚相手は高い確率で男性医師です。
その理由として
1.出会いがない・・・総合大学ならまだしも田舎の単科大学であれば出会いは少ない。
2.医者の実態を分かってくれる・・・休日はおろか、記念日・イベントすら突然の呼び出しでキャンセルされたり当直が入ったり。
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と言うのが上がるでしょうか?
ぷ~~も、研修医時代半日かかって愛媛に行ったのに、何時間も連絡が取れなくて町をさまよった苦い思い出があります。
その時は、『医者と付き合うもんじゃない』と本気で思いましたが、悲しいかな、逆の立場も痛いほど分かるので余計に悲しくなったものでした。

しかし!離婚率も異様に高いです。
理由として
?経済力があるので、環境が整えば(親の協力とか)離婚してもあまり痛くない
?お互い忙しい上に、なぜか医者人気が高くて、夫の周りの誘惑が多い

学生時代は、医者と結婚しようとは思いませんでした。
だって医者と結婚したらプライベートまで「今日来た患者さんがさ~」という会話で埋め尽くされそうじゃない?
子供の誕生日に「当直だ」といなそうじゃない?
「忙しい」と言って家事とか協力しなそうじゃない?

正直言って、ゆ~くんでなければ今も結婚したいと思いません。

だって本当に家に帰らない医者が多いんですよ。
子供もまだ小さいし、何人もいたはず・・・なのに18時になっても21時になっても帰らない。
忙しすぎて帰れない事もあるけれど、毎日そこまで忙しい人はそういないと思う。
医局でカレー食ってる先生。
毎週のように飲みに行く先生。
いつ帰っているのか心配になるくらい何時でも院内PHSがつながる先生。

でも、一番厄介なのが、
帰らないことが、遅くまで病院にいることが大切(もしくはできる医者)だと思って(勘違いして)いる先生。

「珍しい症例があったら見たいから」って来る来ないか分かんない症例待ってたり。
それを研修医にも強制する先生もいる。

ぷ~~が研修医の時勤めていた病院の某先生は、勉強熱心で、後輩にも慕われて週1位のペースで飲みに行っていた。
そして、20時にPHS鳴らして「出ない。帰るの早すぎだ」なんて怒るような。
でもね、その先生、ある人の結婚式のスピーチでこう言ったんだよ。
「奥さん、医者は忙しすぎて帰れないんですよ。僕なんて家に帰ったら『パパ、また来てね』って言われるんですよ。だから、もし帰れなくても怒らないでください。」

会場の医者達は笑って(苦笑いして)いたけど、ぷ~~もゆ~くんも笑えなかった。

新婦は看護師さんだけど、子育ては彼女が全てするの?
子供に「また来てね」って言われてなんで笑っていられるの?(パパという認識はかろうじてされてたのね)

そんな父ちゃん、ぷ~~ならいらないけど。
って言うか父親の意味ないし。

『医者たるもの、いつ何時でも病院にいて患者さんの診療に当たるのが当然である』っていうのがいつのまにか常識になっている。
そりゃ、患者さんにしてみれば心強いかもしれないが...。

確かにやってもやっても仕事が終わらない先生達も確かにいる。
ほとんど家に帰ってこられない先生も確かにいる。

そんな人と結婚して子育てしていくのは相当の覚悟と根性が必要である。
特に医者同士では。

気まぐれに帰ってこられて「ご飯は?」と言われる位なら「一生帰ってこない」と割り切ったほうが腹もくくれると言う物である。
高い離婚率の原因はここにあると思う。

「時間内に仕事を終わらせる」と言うのも医者にとって大切な能力の一つである。

これは、今後家庭を持つつもりである人は誰でも心に留めておいて欲しい。
研修医の時からその感覚でいないと、体と心が慣れてしまって修正不可能である。
そして、それを続けると「この先生は遅くまでいる」と周囲から思われ、夜遅くに「それ、明日でもいいんじゃ・・・」と思うような電話から「○○先生の患者さんの点滴出てないから出してもらえませんか?」と言う訳の分からない電話までかけられることとなる。

今、ゆ~くんは終了時間ちょっと過ぎにはもう家に帰ってくる。
遅くなるのは、たまにある緊急時のみである。
その分、日中は息付く間もなく働いている。
終了時間通りに帰るために、早朝回診し、点滴のオーダーを入れてカルテを書いてから外来をし、胃カメラをし、合間にご飯を食べ、入院患者さんの処置を頑張るのだ。

おかげで、「ゆ~くん先生は17時半を過ぎるといない」と認識されているため、緊急以外の電話はその時間までにかかってくるらしい。
いいことだ。


もし、これから医者と結婚しようと思っていて、「将来は育児も手伝って欲しい」「一緒に子育てしたい」と思っている方。
「忙しくて帰る暇がないんだよね~」と自慢げに言う医者はやめといたほうがいい。

その人は、帰れないことが嬉しいのだ。「忙しく頑張ってるね」と言われたいのだ。
帰れない=忙しい=仕事ができるっぽい、と考えている可能性が大きい。
しかし実は、時間内に仕事を終わらせる能力がないのを公言しているようなものだ。
そんな人は子供が出来ても帰らない。
時間内に帰る=忙しくない、と思ってしまうからだ。

但し、同じ台詞を悲壮感たっぷりに疲れた顔で言われたら、その時には心から同情してあげよう。
でも、結婚相手には向かないけどね。

20090322.jpg

夫のゆ~から追記です。

時間内に家に帰らない医者に一言。

「医者には他人の命を預かる責任がある。」と言い訳するかもしれない。
もちろん正論だ。が、責任の意味をはき違えていると思う。

では逆に聞きたい。「結婚して子供を産んだというのに、家族を守り、家庭内での時間を共有する責任はないのか?」「お金を稼ぎ、患者さんからにだけ信頼されればいいのか?」と。

勘違いも甚だしい。医者のエゴだと思う。
独身の医者で仕事一筋の方なら、もちろんご自由にどうぞ。

家族も子供も、バリバリ働く父親はかっこいいと言うかもしれない。
しかし、本音はもっともっと一緒に遊びたいハズである。
しかも、大人の思い通りにならない子供と遊ぶというのは、仕事以上にしんどいというのを知っているのか?大人同士が飲みに行き、カラオケに行くという「遊び」とは訳が違うのだ。

研修医時代にゆ~がいた病院でも、朝は時間ギリギリに出勤し、昼休みにソファで昼寝をし、夕方になってからやっと活動開始し、夜中遅くまで無駄に病院に残っている医者がいた。

こんな医者に、家庭での責任を果たせるとは到底思えない。
家庭を大事にできて初めて、患者さんへの責任を果たせると思う。

患者さんに信頼されるのはもちろんのこと、むしろ家族に信頼された上で、プラス患者さんにも信頼される医師を目指したいものだ。

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2009.03.19 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 女医の妊娠・育児生活 l この記事にコメントする(0) l top ▲

保育園が変わる

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 女医の妊娠・育児生活
3月31日。

大問題が発生しました。

ひ~ちゃんの保育園を突如変更したのだ。

こちらに来る前は、
1.ぷ~~の病院の官舎に入るので、ゆ~くんが送り迎えしやすい
2.ゆ~くんの勤める診療所の近くにゆ~くんの親戚が住んでいるので、熱を出したりして緊急に呼び出されても迎えに行ってもらえる

と言うことで、ゆ~くんの診療所がある町の保育園にお願いすることにした(住む所は隣町)。
ネットで調べてもよくわからないから、前任の先生に聞いたりして、A保育園に預けることに決め、役場に連絡し、保育園にも電話でお願いしていた。

で、「事前に一度お子さんを連れて面接に来てください」と連絡があったので、3人で行くことに。
去年はそんな暇もなく、初めて行ったその日から保育が始ったので、事前に持ち物とか雰囲気とか聞けてよかったとのんきに考えていた。

しかし!
行ってみると園長先生と主任先生が迎えてくれたのだが、どうも雰囲気がおかしい。

いきなり「住む所はこちらじゃないのになぜここを選ばれたのですか?」と聞かれ、ゆ~くんの勤務先が近いから、と説明するのだが、あまり好意的ではない感じ
「熱があった時はどうされるのですか?」と聞かれたので、親戚の人に来てもらうようになっていると言っているのに何回も同じ質問をされる。

そして、入園式が済まないと預かれないし、ならし保育が絶対に必要で、最低1週間くらいは午前中で来てください、とか、4月後半は家庭訪問があるから午後休むので迎えに来てくださいとか一方的に言われたのであった。

ぷ~~達も、去年そんな事をしていなかったし、4月1日からフルタイムで預かってもらうのが当たり前だと思っていたのも悪かったんだと思う。
でも、「特別扱いするわけにはいきませんから!」との言葉にさすがにムッとした。
誰も特別扱いしてほしいとは言っていないし、確かにこんな職業だから迎えに行くのに時間かかるかもしれないけど、代わりの人を頼んでるって何度も言ってるのになぜそこまで言われなきゃいけないの?
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あまりの「非歓迎ムード」に愕然とし、「じゃあ、家の近くの保育園も見てみます」との一言から一転大変嬉しそうな声で「じゃああちらと連絡してみますね!」
いえいえ私たちも見てあげたいんですよ~」と。

ありがとうございました、と言って帰ってきたけど正直かなりへこんだ。
そして、こんな雰囲気なのにこの保育園に預けるのは無理と思った。
家庭訪問の3日間午後預かってもらえないのも変だと思ったし、他にも納得いかなかったのだ。

なので急遽家の近くの保育園に見学に。
ならし保育はやっぱりあるけど、他に特別な休みはないということで決定。
なにより優しかったので。

こんなところでつまずくとは思わなかった。
甘かったぷ~~達の保育園認識。
去年あまりに恵まれすぎてたのね・・・。

明日からフルに仕事なのに、ひ~ちゃんは預かってもらえません。
入園式が終わらないと無理なんだって。

4月3日の入園式まであ~ちゃんとじぃじが見てくれます。
ありえん。

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2009.03.31 Tue l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 女医の妊娠・育児生活 l この記事にコメントする(0) l top ▲

入園&ならし保育について

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 女医の妊娠・育児生活
4月1日。

仕事初めである。
ぷ~~もゆ~くんも当然フルタイム。

なのにひ~ちゃんは家にいます。
なぜ?

それは「入園式を終えないと預かってもらえないから」
そんな制度初めて知ったよ(え?常識?)

そして「ならし保育」なるものの存在。
どうやら、子供の為に、少しずつ保育園にいる時間を長くしていって、保育園に慣れさせる制度らしい。

通常1週間から10日位で通常保育になるらしいんだけど。
最初は3時間、次は昼ごはん食べて、次は昼寝・・・とちょっとずつちょっとずつ慣らしていくらしい。

すべては子供のために、らしいんだけど、ちょっと一言いいですか?

確かに子供の為って言えば聞こえはいいけど、物理的に無理なんですよ。
だって保育園って父母が働いて、誰も保育する人が周りにいないから預けるところでしょ?
そんな午前中に帰ってこられても誰が見るの?

例えばその為にベビーシッターさんを雇うとしても、結局その人にも慣れていないわけだから、次々知らない人の所に預けられるほうが子供のためにならないと思うけど。

それに、4月1日から働き始めて、いきなり午前中に帰れると思う?
そんなんじゃ仕事にならないし、周りにも迷惑だし。

それなら、最初からこの日からフルタイムで働かないといけない日より前からならし保育を始めればいいのに、入園式が終わらないと預けられないってどうなんよ。

医者だけじゃないと思うけど、自分で復帰する日を決められるわけじゃない職業の人にあまりに冷たすぎないだろうか?

今回は、4月1日から石川からぷ~~の両親を召喚(電車で9時間)し、しばらく世話を頼む→今度はゆ~くんのお母さん(車で1時間半)に頼む、事でなんとか落ちついた。

というのも、ならし保育はその子によって期間が変わるから、一体いつからフルタイムで預けられるか分からない。
なので、最初からゆ~くんのお母さんに頼むと、長期戦になった場合かなり大変だからだ。
お母さんだって自分達の生活もある訳で、それを全部ほっぽりだして来てもらう事になる。
幸いどちらの親も(ゆ~くんのお父さんはまだ働いているけど)働いていないからいいものの、もしどちらの両親とも仕事を持っていたらと思うとぞっとする。

一言のつもりがずいぶん長くなったけど、やっぱりそこらへんは配慮してほしいと切に願う。

今思えば、去年は本当に恵まれていた。
4月1日からいきなりフルタイムで預かってもらって、初日は呼び出されたけど、後はずっと見てくれていた。
今になってそのありがたさが身にしみる。

でも、実は預かってもらえるだけで感謝しないといけないのかもしれない・・・。

※ならし保育に関しては、保育園によって全然違うようです。





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2009.04.01 Wed l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 女医の妊娠・育児生活 l この記事にコメントする(0) l top ▲

ダニ

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
4月16日。

先日診療所に出張していた時のこと。

おばあちゃんが「2日くらい前からひざの裏と背中がかゆい」と受診されました。

座ったままの姿勢でひざの裏を見ると、なんだか白い小さい丸いものがくっついています。
「なんだこれ?いぼ?膿?」とちょっと触ってみたけどよく分からず。

次背中を見せてもらうと「ん?」なんか小さい足見たいのがあるけど・・・。

ダニじゃ~~!!!!!

大学時代、授業で聞いたことはあったけど、実際初めて見ました。

偶然にも、2日くらい前に、ゆ~くんの診療所にもダニにかまれた人が来たらしく、「ダニってね~頭からつかまないと残ることがあるからね~ピンセットで完全に殺してから根元からとらないといけないんだよ~」
と教えてもらったばかり。

そん時は「ふ~ん」ってな感じでしたが、今になってそのありがたさを知ることに。

とりあえず寝かせて、ゆ~くんの言ったとおりにピンセットでつぶす。
あぁいやな感触・・・。
でも無事根元から取ることができました。

みなさん、山に行った時は気をつけましょう。

※まれにダニにかまれたところから感染して、熱を出すことがあるので注意してください!


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2009.04.16 Thu l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲

診療所へ出張

                             
今日の記事のカテゴリは? ⇒ 医療
4月17日。

本日は出張診療所に行って来ました。
去年までは常勤の先生がいたのですが、今年は確保できず、週代わりでうちの病院やほかの診療所から出張診療にくることになりました。

仕事とはいえ、出張診療所は結構精神的にストレスがあります。
理由として?週に一回しか来ないのでシステムがよく分からない。(カルテの書き方や入っている薬の種類、紹介状の書き方、諸検査の仕方などが病院によって違うので、慣れるのに一苦労します)
?後のフォローがしにくい(熱を出していて薬を出しても、治ったのかどうかフォローできない)
?一人の慢性期の患者さんを複数の医者が診る事になるので薬の変更などが難しい(先生によって微妙な方向性の違いがあるので、例えば血圧でもこれ位までは薬を増やすのを待つ、という基準が違うので変更しづらい)
のがあげられます。

でも、医療従事者以上に患者さんがストレスを感じるんじゃないかな~?
毎回違う医師に診察されて、言うことはみんな違うし、どうしていいか分からなくなったり。
熱を出してかかっても、数日後再診してもまた説明しないといけなくなったり。

なにより慣れるのに時間がかかって、言いたいことも遠慮して言えない。
この、「ちょっとした体調の変化」が時にかなり重要だったり、生命にはかかわらないけど生活していくうえで困ることがあっても言えなくてずっと困っていたり。

去年も、患者さんが気軽に相談してくれるようになるまで何ヶ月もかかりました。
毎日同じ医者が常駐していても。

職員さんも、医者によって方針や出す薬が変わってくるので対応が大変だと思います。

でも、医者を確保するって大変なんですよ。
これまでのほほ~んと暮らしていたけど、医者になってそれが身に染みます。
どこへ行っても医者不足。
例え週代わりで医者が変わったとしても、病院を閉鎖するよりはいいという現実。
去年いた診療所も、医者を確保できなくて、あわや閉鎖?!かと思いましたがなんとか3月になって確保できました。

地域だけでなく、中央の病院だって人が少なくて、地域に回している余裕がない。

「医者が余っている」と世間で言われていても、正直、そんな潤った病院聞いたことないです。

どこにいっちゃうんだろうね?

ちなみに出張診療所は4月で終わりです。
5月から常勤の先生が来てくれる事になりました!
よかった~~~。
それまではしっかり勤めさせてもらおうと思います。






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2009.04.17 Fri l Edit(管理人のみ) l この記事を印刷 l 医療 l この記事にコメントする(0) l top ▲